オスロブ「ジンベェザメ保護区」での注意点 - セブ島のクチコミ
- willyさん
- 女性 / セブ島のクチコミ : 3件
- 旅行時期 : 2014/09(約11年前)
セブ島南部オスロブの「ジンベェザメ保護区」訪問時の注意点について。
観光のカテゴリでも投稿しましたが、一見の価値のある場所ではあります。
が、注意が必要だと感じたのでご参考までに。
ツアーなど、案内をしてくれるところから、ブリーフィングで禁止事項を伝えられると思います。メインは日焼け止め禁止、ジンベェに触ってはいけない(ジンベェから触れてきた場合は不可抗力として不問)というものです。
水中で観察する場合には混んでいたり、ジンベェも恐れもせず近づいてくるので、監視人が長い棒の先にカメラをとりつけたものをもって、水中でも監視しています。なにかに夢中でジンベェが近くにきたことに気がづかない場合など、体をひっぱって離れるよう注意します。もちろん注意されたら速やかに移動しなければなりません。
気になったのは、こちらがその意図がなくても、撮影時のポーズなどで「手を伸ばして触ろうとした」とみなされる場合があるようだということです。実際我々も終了後そのようなことをいきなり告げられ、驚愕しました。我々はダイビングも15年以上経験があり、毎年各国のリゾートで潜っていて、水中の自然保護の意識も高いつもりで、一切の生物に触ることはありませんので、そのような疑惑をかけられたことで憤りすら感じました。
これで監視人がコーストガード(日本の海上保安庁にあたる)に告げると、その時点で「目撃者あり」ということで有罪となるそうです。もしかしたら例のカメラで撮影されたものなどが証拠にだされるのかもしれませんが、これは痴漢と同じで、触った、触らないの水掛け論になり、裁判に持ち込んでも勝訴の見込みはなく、これまでの前例でも100%敗訴となっているそうです。ちょっとでも抗弁しようものなら態度が悪いということで余計立場が悪くなるので、素直に言われた額の罰金(額は不明)を支払うのが身のため、と案内の人に言われました。「ここはフィリピンです」だそうです。
我々も15分ほど事の成り行きを待たされましたが、幸いというか、この日はコーストガードがいなかったかなにかで、特に体制側からなにか言われるとか事情聴取されることなく、無事帰途につくことができました。
ですので、くれぐれも疑われるようなポーズや態度をとらないことを強くお勧めします。
こんな不愉快な気持ちになるくらいなら、いっそ腕組みして潜ればよかったと思いました。せっかくの良い思い出に汚点がついたようで少々残念でした。
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