ヤンゴン食べ歩き　おすすめレストラン（和食メイン）改定版 - ヤンゴンのクチコミ

２００６年３月。再度ヤンゴンへ来た。
2度目の食べ歩きのレポートを投稿しようかどうか考えた。もう一度同じようなことを書いたって仕方がない。2度目は皆さんのお役に立つものか？
ヤンゴンに着き、腹が減った。ミャンマー料理は好きじゃない。私は食事に出かけた。
・・・すると書くことには事欠かなくなった。
地球のOO方と同じで、新店情報や紹介済みの店の情報更新はやはり役に立つと思ったわけである。

それでは一軒目。東京レストラン＆バーから。場所はグランドミヤタ―という長期滞在型ホテルの2階。
ホテルの前庭を歩き、2階まで上がる。随分歩かされた気がする。それでも前回行きそびれたという思いが私にこの店のドアを開けさせた。
入店すると、受付のカウンターに座った従業員が横に見えた。しかし、私には気づかぬ様子。しばらく立っているとソーリーと言い、先へ行くよう促された。
客席・・・綺麗で高級感のある洒落た造り。バーカウンターもある。
お客は2組だった・・・といっても1組は私。それでも時々生演奏もあり、雰囲気がよかった。
料理はというと和食と洋食が半々という感じ。寿司、サラダ、カクテル・・・適当に頼む。料理は店の造作に比べると見劣りがするが、そんなに悪いというわけではない。料理が追いついていないということだ。
雰囲気がある店。個人的には気に入った。しかしレストランとして使うよりもバーとして使う方がいい。バーとしてならとてもいい店だと思った。
約２５ドル払った。
カクテル一杯は3ドルから4ドル。このくらい雰囲気のいい店としては安いと思う。
バーとしては雰囲気を買う。9.5点をプレゼント。
レストランとしても雰囲気を買うとか、つまめればいいと思うのなら8.5点くらいあげてもいいが、やはり食べるという目的で行くのなら6点か7点くらいしかあげれない。

トレイダーズホテル、ロイヤルプラザパークロイヤルホテル、日航ホテル・・・これらはヤンゴンでは有名な高級ホテル。そしてトレイダーズには竪琴、日航ホテルには弁慶、またロイヤルプラザパークロイヤルホテルには四季亭という和食レストランがある。
当然値段は高め。
あまり料理がいいとは言えない。ブッフェ。。。飲み物を頼めば約20ドルくらいかかる。食べ放題ではあるものの、そんなに食べれるわけではないから結局割高と感じてしまう。
しかし高級ホテルのレストランだというのは価値がある。人を連れて行くのにはいい。ミャンマー人を連れて行ってもブッフェスタイルだからあれが食べれないこれが食べれないということにもなりにくいと思う。しかし、高級ホテルのレストランだから美味いというのはここヤンゴンでも当てはまらない。
使い方次第。６点から8点くらいと思う。

天理スタミナラーメン
グランドプラザパークロイヤルホテルというホテルの近くにある。とんこつラーメン、しょうゆラーメン、ギョーザ。。。こういうのはやはりたまには欠かせない。
私が行ったときはギョーザのプロモーション中だった。1皿を頼むともう一皿おまけというもの。これが気に入って、もう一皿・・・で、またおまけが付いてくる。というわけで4皿を食べることになった。
うまいラーメンではない。しかし、和食にしては安い。
2回行った。とんこつラーメンよりしょうゆラーメンの方がうまい。
7点。


不知火（串かつ亭）
アジアプラザホテルの1階にある。
このお店はたくさんのメニューがある。店内に水槽があり、近海魚の刺身が食べられる。
焼き鳥にギョーザ、ラーメン、鍋物、一夜干し・・・メニューは多い。
ご主人はいろいろなことをやっている好奇心旺盛な方の様だ。料理もその一つといったところか。
飾り気のない素朴な料理で濃い目の味。
このお店の目玉とも思える生きた魚の刺身は高いが、他の料理はヤンゴンの和食店の中では安いと言える。
7.5点。

ジャパンジャパン
開店一周年を迎えたとのこと。
新メニューが入りメニュー本が新しくなっていた。少し高くなった様に思う。
この店のオリジナルというじゃんじゃん焼きを食べた。ミャンマーの店のオリジナルということで日本とかけ離れたものかと心配したが美味かった。
店内がすごく日本的。ウエイトレスが着物というのは見慣れているが、ウエイターが袴姿というのは珍しい。映画撮影もたくさんある様子。
料理はヤンゴンの和食屋としては安く、綺麗である。しかし、ボリュームには欠ける。あっさり味でヤンゴンの和食屋で一番私の口に合う。
ダウンタウンの中心部から近いパンソーダン通りにある。
8.5点。

刺身屋
バンコクから輸入した刺身が売りという新しいお店。
たしかに刺身の種類が他所より多い様も思った。私も盛り合わせを1皿頼む。悪くない、食べなれたバンコクの刺身という感じ。値段は約10ドル。
輸入してるのならこの値段も仕方がないと思いながら食べた。
刺身以外のメニューは少ない。しかしまだ開店して間もないというから、これから増えていくのかもしれない。
現在のところ６点。


シャンモーミエ
アウンサンスタジアムの東側にある。和食屋は2階なのでしっかり見ないとわかりづらい。
シャン州の蕎麦で作ったという蕎麦がいい。麻薬撲滅のための代替作物として蕎麦が作られ、それを使用した蕎麦だという。
店内はきれいとは言えず、和食店という感じはしないが、スタッフは結構日本語が喋れた。
また日本人留学生が夜はバイトとして来るとのこと。ミャンマーの話を聞くにはいい店かもしれない。
6点．


一番館
アウンサンスタジアムの西側にある。ここは所謂ヤンゴンの老舗の和食店。そのためか値段はドル表記で高め。
前回は一番初めにここへ行き、今回は一番最後に足を運んだ。色々な店に行った後で行くと印象が異なるものだ。バンコクから輸入したという刺身等はともかく、それ以外、何もかもが高く感じた。

いい点を挙げるなら、やはりここは老舗。ヤンゴンの駐在員さんらと長いつきあいをしてきたようだ。当然ミャンマーの情報に詳しいであろう。また旅行会社も経営しているのでこれまたミャンマー情報を手っ取り早く得ることができるだろう。そういう用途でなら一番いい店と言えるのではないか。
５点というところか。

その他
カフェ　ディバール
前回も行き、今回も行ってきたイタリアンの店。場所はサボイホテルの近く。地球のOO方にも載っている。パスタにピザ、ドリアなどが食べれる。
日本で働き、日本人と結婚したミャンマー人男性がオーナーであるためか日本のイタリアンという感じで口に合う。スパゲッティひとつとってもヤンゴンではなかなかうまいものが食えないが、ここならまずまずの満足は得られるはず。
3ドル強のシーフードドリアを食べた。結構お勧め。海老やイカ等結構入っていた。
またこの店のサラダはドレッシングがよくてお勧め。
ちなみにパスタも3ドルほど。10ドルくらいで日本のようなイタリア料理の味が楽しめる。ピザも食べた。特にうまいとは言えないが、及第点は挙げれる。
イタリアンが好きな日本人は多い。ここは私の一押しイタリアンというわけだ。
8.5点．

オペラ
セドナホテルの近くにあるイタリアンレストランである。比較にもなるので挙げるとここは夜の予算は20ドルくらいになるか。昼に簡単に食べても10ドルくらいだろう。店内は綺麗で悪くないが、お勧めできる味ではなかった。イタリア産ワインが豊富。4点というところか。

スターミレニアムカフェ
ボーアウンチョー通りにある店。ヤンゴンにしてはおしゃれという部類に入るだろう、カクテルやビールを飲みながら料理を摘める店。土曜日曜はプレミアリーグのサッカーを店内で見るお客さんで賑わうという。またビリヤードのテーブルが一台ある。相手がいない場合は従業員の女の子が一緒にしてくれる。
5点．

ゴールデンダックJr
パンソーダン通りを南下するとヤンゴン川のフェリー乗り場に着く。このフェリー乗り場のすぐ近く、左手側に見えるのがこのお店。その名の通りアヒル料理で有名な店。油を掛けながら肉に火を通していく。皮がパリッと仕上がり結構うまい。
２階がお勧め。ヤンゴン川が見渡せるテラス席があり気分がいい。１階は広いだけの食堂の様。
8.5点．

ワンダフル
スーレーパゴタの西側、テンジーゼイという上海デパートがある通りにあるお店。
この通りは昼間は屋台がひしめき、夜はいわゆるディスコ街となる。安く飲み、遊ぶにはお勧めの通りだ。
そこにある綺麗な店がワンダフルだ。店内は広く、明るく、夜の腹ごしらえにはいい店か。
中華料理とタイ料理が中心とのことだった。壁に料理写真が貼ってあるが、写真があるからと言ってどんな料理かというのはよくわからないのが悲しい。その結果、一度目の食事はそれなりだったが、２度目はかなりマズイ魚料理のセットを頼んでしまった。当然、多くを食べ残した・・・。
綺麗で入りやすい、清潔感があるのはいい。また場所も便利である。ということで6.5点。

総評

全体的な印象として、ヤンゴンにも食べるところが増えてきたと感じた。きれいな店が増えている気がする。味も以前に比べると良くなったような気がした。。。

前回は雨期、今回はいよいよ夏に入るという時に訪緬した。暑い。しかし、雨期で靴がびしょびしょになるよりましかと思いなおした。
つたない文章ですいません。メモったことをもとにざっと書きました。皆様のお役に立てればいいのですが。