隆昌公寓は百年前の建物に百年前の生活をしています。 - 上海のクチコミ
- 中国の風景さん
- 男性 / 上海のクチコミ : 1241件
- 旅行時期 : 2013/10(約12年前)
再開発の激しい上海でひょっとしてもう無くなってしまったのでは無いかと心配しながら再訪しました。当時、上海北部黄浦江の周辺は近代工業の発祥の地として多くの人々が集まっていました。水道、電気、ガス、水運などインフラが揃い日本の紡績会社を始め国内外の企業が集まっていました。楊樹浦(ヤンジュポ)と呼ばれたこの地にイギリス人の設計により、1920年頃に建てられたと言う隆昌公寓は、当時としてはエレベーターのついた先進的で洒落た造りだっようです。
中国建国後には警察(巡捕房)が置かれ、その公安の家族が住んでいたようです。その後公安の家族が徐々に出て行き、一般上海市民が入居して来た。最近地方出身者も住み始めていると言う。かつての香港の九龍城砦を思わせる巨大な集合住宅、隆昌公寓。この5階建ての古ぼけたアパートに1920年頃の生活そのままに、現在260世帯?あまりが生活している。そのまま映画のロケに使えそうです。
- 同行者:
- 一人旅
- 所要時間:
- 1-2時間
- アクセス
- 4.0
- バス停の前
- コストパフォーマンス
- 評価なし
- 人混みの少なさ
- 評価なし
- 展示内容
- 4.0
- 市民の生活が良く見えます。
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