山の中腹に建てられている瞑想修行用の仏教寺院
- 5.0
- 旅行時期:2025/08(約5ヶ月前)
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by AandMさん(男性)
テレルジ クチコミ:5件
テレルジ国立公園内の岩山中腹にある瞑想修行用の仏教寺院で、「アリアバル寺院」と呼ばれ、亀石とともに国立公園内の主要な見学スポットになっています。
寺院の入口となっている山門前広場までは車でアクセスできますが、寺院の本堂までは山門から約1kmほど上る必要があります。参拝路沿いに仏教の教えを書いた立札(モンゴル語と英語)、マニ車がある建屋、仏画が描かれた石碑などが並び、吊り橋を渡った先に本堂へと通じる108段の石段が待ち受けています。
本堂入り口にモンゴル語と英語で書かれた表示があり、英語では"Meditation Center"「瞑想中心」とありました。通常の寺院ではなく、瞑想をするための特別な寺院であることが分かります。調べてみると、この寺院は1998年から建て始められ2004年に完成したことが分かりました。共産主義ソ連の影響が強かった時代、モンゴル古来の仏教寺院の多くが壊され廃寺となっています。社会主義の影響が無くなった1990年代から、モンゴル各地で仏教寺院の再建が始まっています。アリアバル寺院もその一つのようです。
本堂内部には、中央に祭壇、周辺に瞑想席があり、祭壇下部にチベットのダライラマ14世の写真が飾られていました。床や柱に描かれている模様はチベット仏教寺院と似ている感じです。「アリアバル寺院」を訪れることでモンゴルが社会主義になる以前の仏教寺院の様子をうかがい知ることが出来るように感じました。一見の価値があるスポットです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 山門前までは車でアクセス、山門内を1km程徒歩で上ります
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 入場料(5000トゥグルグ:約200円)が必要ですが、見る価値は十分にあります
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 8月下旬平日の訪問時、混みあってはいませんでした
- 展示内容:
- 5.0
- モンゴルの仏教寺院の様子が分かります
クチコミ投稿日:2025/09/22
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