モンゴル襲来に備えるため、山上に造られた要塞の廃墟
- 4.0
- 旅行時期:2024/10(約1年前)
-
-
by SUR SHANGHAIさん(女性)
その他の都市 クチコミ:16件
マグリッチ要塞があるのは、セルビア南部のクラリェヴォの街から南へ20㎞ほどの山の上。
山間を流れるイバル渓谷と並行して、さらに南部にあるラスカやヴィ・パザル方面へと続くE761号線沿いからもその大きな姿が見えます。
イバル渓谷から約100mの高さの山の上にあるマグリッチ要塞は、13世紀前半に周辺の著名な修道院(現在は世界遺産になっているソポチャニ修道院やストゥデニツァ修道院)を守ったり、モンゴル襲来に備えて造られたそうで、その名はセルビア語の霧を意味するマグラと言う言葉から来ているのだそう。
要塞までどうやって行くのだろうと思ったら、イバル渓谷が大きく蛇行している場所に河原へ下りて行くE761号線の横道があり、そこまでは車でもOK。
後は小さなボートでイバル渓谷対岸の要塞がある山の麓へ渡り、そこからは徒歩で30分ほどだと言う坂道が続いていました。
この口コミの地図にもマグリッチ・フェリーと出ているので、拡大してご覧ください。
そのボートの船頭さんは常駐していないようで、電話番号を書いた看板が出ていました。
ちょっとした探検気分で行ってみたかったんですが、同行者に足の不調があり、坂道を30分は無理だと判断し、遠景のみの見学になったのは残念。
今では要塞補修が進められているようで、遠目にも補修工事用の足場が組まれている箇所も確認できました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.5
- セルビア南部のクラリェヴォの街から南へ20㎞ほどの山の上にあります。詳細は本文で。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- イバル渓谷と並行しているE761号線沿いからの眺めは無料。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私たちがボート乗り場へ行った時には他に誰もいませんでした。
- 展示内容:
- 4.0
- 山の下からでも、その大きさには圧倒されます。
クチコミ投稿日:2025/06/04
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する