リスボアカードで無料で入れました
- 5.0
- 旅行時期:2025/03(約10ヶ月前)
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by まめ夫婦さん(男性)
マフラ クチコミ:1件
「マフラ国立宮殿」は9時30分オープンで、リスボアカードで無料で入れました。言わないともらえないので、入り口で地図を貰い、まずはベッドが廊下に沿ってずらりと並び、中央には祭壇があり、病人が寝たままミサに参加できる構造の「診療所(Enfermaria)」に行きました。そしてローマ神話の狩猟と月の女神「ディアナ」をテーマにした装飾が施された「Diana's Room」、国王が公式謁見や重要な儀式を行った最も格式高い部屋「Throne Room(玉座の間)」を見た後、ノースタワーへ。ノースタワーは王の居室になっていて、「王の寝室(Quarto do Rei)」、王が個人的に祈りを捧げるための「North Oratory(北の祈祷室)」などが見られました。王の居室のノースタワーと王妃の居室サウスタワーの間は、232メートルにも及ぶ長大な「Front Gallery」で結ばれていて、その中央には、王族や高位聖職者が群衆に向かって祝祷を行った「Benediction Room」があり、部屋の中央の窓からは、バジリカ内の中央祭壇が見下ろせるようになっていました。サウスタワーに渡り、「王妃の寝室(Queen’s Bedchamber)」、王族の私的・儀式的な音楽鑑賞の場「ミュージックルーム」、王族が狩猟に出かける前の準備や、狩猟後の社交場として使われたとされる「ハンティングルーム」もありました。「ハンティングルーム」は壁一面に頭部の剥製や角が展示されていたり、ソファに動物の角や頭部が装飾として使われていたりと、現代の価値観からはなかなかの悪趣味でしたが、当時の貴族や王族の権威、趣味の表現、その時代の価値観を知る貴重な資料を見ることができました。最後にハイライトの「図書館」がありました。長さ90メートル、ロココ様式の優美な空間で、美しいタイル床と光の入り方が格別でした。約3万6千冊もの貴重な古書が並ぶ、世界でも有名な18世紀バロック図書館で、本を食べる虫を防ぐために、今もコウモリが夜間に放たれているということでした。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2025/04/29
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