プット風車(デ・プット風車)やレンブラントの銅像が立つのと同じ一画にあるオランダ領東インドの記念碑
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- 旅行時期:2024/10(約1年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ライデン クチコミ:22件
オランダ領東インドの記念碑は、1945年から1952年にかけて、オランダ領東インド(かつてのオランダの植民地で、現在のインドネシア共和国とマレーシアのマラッカ州にほぼ相当)で兵士として亡くなったライデン出身者たちを悼んで建てられた記念碑。
プット風車(デ・プット風車)やレンブラントの銅像が立っているのと同じ敷地の一画にひっそりと立っています。
ちょっと気付きにくいですが、足を止めて行ってみては?
1999年にライデンの彫刻家ブラウワーによって造られたこの記念碑は、シンプルな低い壁のような造りで3人の男性像がその上に立っているというデザインですが、実際には26人の兵士たちを悼んで建てられたものになるそうです。
記念碑に書かれた『EEN AFSCHEID ZONDER THUISKOMST』と言うオランダ語の句碑は『帰郷無き別れ』の意味。
メインとなるその記念碑そばには、26名の兵士名が記された別の石も置かれていたり、インドネシアに今もある戦争墓地名などを刻んだプレートが地面に嵌め込んでありました。
その内、ジャカルタのメンテン・プーロ戦争墓地は、第二次世界大戦中の日本軍政下、命を落としたオランダ人兵士たちのための場所という事で、私は、映画『戦場のメリークリスマス』に登場するオランダ人捕虜を連想してしまいました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- ライデン中央駅からだと国立民族学博物館前を通って徒歩10分足らずのプット風車(デ・プット風車)のすぐ近く。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 見学無料です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- プット風車(デ・プット風車)がすぐ目の前にありますが、この記念碑前で足を止める人はごく少数。
- 展示内容:
- 3.5
- 句碑などがオランダ語だけなのが残念。
クチコミ投稿日:2025/04/05
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