古本のたった1枚の掲載写真を元に鉄道を乗り継いでオランダ南部の郷土資料館へ
- 4.5
- 旅行時期:2025/03(約10ヶ月前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
ロッテルダム クチコミ:4件
フラールディンゲン博物館 Museum Vlaardingen
古本のたった1枚の掲載写真を元に鉄道を乗り継いで、わざわざオランダの南部の町フラールディングを訪問した。ここはかつて漁業で栄えた町でロッテルダムから北海のほうに向かった川沿いにある。
博物館前には大きなクレーンと漁船が展示されており、すぐにわかった。
外海からは距離がちょっとあるが、北海やバルト海ではリューベックやハンブルクそしてロッテルダムなど、内陸の川沿いに大きな港町があり、海に面してはいないことも多い。
この郷土資料館で漁業や魚食に関係する展示を期待したが、予想以上で造船やハンザ時代以降の漁船模型までたくさん並んでいた。
ジオラマも精巧なものがあって勉強になる。この地方では艀はあるが砂浜に設置されただけのようで港とは言いがたい。北海の旧時代の設定らしく、ラティーン/三角帆はなく四角帆だけの小型船が浮いていて、ニシン樽などを降ろしたところなのだろうか、ジオラマはいろいろ想像をかき立てられる。
カトウェイクの資料館で伺った「港がなくて遠浅の海なので、船を引上げる時はオイルジャケットを着込んだ男が馬もろとも海に入り船からロープを投げ渡され、牽引して錨を降ろす作業をした」という話の答え合わせもできた。絵を見ると砂浜の波打ち際まで錨を持ってきて、錨を降ろしていた。
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- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2025/04/05
いいね!:5票
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