アレキサンドリアのトラムは老体に鞭打って走る近鉄製造の車輛
- 4.0
- 旅行時期:2024/09(約1年前)
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by タヌキを連れた布袋(ほてい)さん(非公開)
アレキサンドリア クチコミ:3件
アレキサンドリアのトラム(路面電車)は老朽化が進み,施設の更新が必要なところ,一部の新型車両を導入するなどしながら,現在も走り続けている。ファンにはうれしい存在なのかもしれないが,個人的には,人命にかかわる事故を起こす前に近鉄製造の車輛だけでも全部引退させて花道を飾ってほしいと思う。
それはともかく,2024年9月の時点で,ラムル線(El-Raml)の1系統と2系統(2系統はスィディガベルSidi Gaber駅前経由),市内線(El-Medina)のラムル駅=Ras El-Tin駅間(座標後記)を折返し運転する15系統には実際に乗ったので,その運行を確認することができた。その他の市内線については利用しなかったため不明。
ラムル線については,旧型の青白車輛(4両編成で二階建て車輛も健在/近鉄製造)が運賃4EGP,比較的新型の黄色車輛(2両編成/ウクライナ製造)が7EGP。市内線の15系統は同黄色車輛による運行で運賃5.5EGP。運賃は車内で車掌に現金で支払う。
上記の黄色車輛(2両編成)は片運転台なので,ラムル駅ではターミナルの100mほど東にあるループ線で,Ras El-Tin駅でもループ線(ループの途中に駅がある)で方向転換をする。
アレクサンドリアのトラムは,ノスタルジックな観光用の乗り物というわけではなく,とくにラムル線は利用客が多く市民の重要な足になっている。
Ras El-Tin駅:31.202547409550522, 29.874037967335685
- 施設の満足度
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4.0
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 利便性:
- 4.0
- 15系統のダイヤは薄いものの,ラムル線は頻発
クチコミ投稿日:2024/09/27
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