台湾最古の法曹建築物
- 4.5
- 旅行時期:2024/01(約2年前)
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by HIDEさん(男性)
台南 クチコミ:16件
ホテルの斜め前にあるので行ってみました。
日本統治時代に台湾総督府法院(台湾総督下に置かれた裁判所)として建造されました。
2001年まで台南地方法院の庁舎として使われていて現在は博物館として一般公開されています。台湾の法曹建築としては最古の建物だそうです。
館内に入ると女性の学芸員さんが、英語を交えて説明してくれました。
台湾総督府技師の森山松之助という方が設計されたそうです。この方は、この地方法院以外にも台湾で多数の建築の設計を手掛けた方だそうです。
具体的には台北にある台湾総督府(現在の総統府)、日本では、片倉財閥が諏訪に従業員の福利厚生のため建造した入浴施設である片倉館などを手掛けたということを帰国して調べて知りました^^
学芸員さん曰く、私は森山松之助の設計した建造物が好きで、特にこの建物が大好きだと熱く語ってくれました。郷土を愛する方なんだなと関心しました。
逆に日本人なのに、台湾で活躍した優秀な日本人建築家のことを何も知らない自分が恥ずかしくなりました。日本統治時代に100年先を見越してこの建物を造った方々には頭がさがる思いです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2024/08/31
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