屋内しかけ噴水&凝った内装
- 4.5
- 旅行時期:2024/08(約1年前)
-
-
by 尾葉ちゃんさん(非公開)
バイロイト クチコミ:5件
バイロイト中央駅からバスで1本(平日は30分に1本、土日は1時間に1本)、エルミタージュはヴィルフェルミーネ辺境伯夫人が嫁いだ当初に住んだ館です。イギリス王室に嫁いで王妃になるべく育てられた彼女を慰めるべく、辺境伯が趣向を凝らしたのかしら、なーんて妄想をしたくなるような、ワクワクする施設でした。
まず、外見はごっつく、正直、あー、宮殿って言っても田舎だもんな、なんて失礼な感想を持ちました。ガイドツアー(ドイツ語オンリー)でしか中を見学できないとのことで、まあ、ここまで来たし、行っとく?くらいの気持ちで参加。いやはや、しょっぱなから驚きの連続でした。
え?ここが入口?玄関?というところから入って、最初は仕掛け噴水の部屋(庭ではなく部屋)でお出迎え。付属品を変えての数バリエーションあるのには思わず笑ってしまいました。よく考えたなー。水の仕掛けではザルツブルグのヘルブルン宮殿が有名で、当時いろんな館で流行ったと解説されていましたが、なるほど、こんなところに残ってましたか!という嬉しくなりました。
ヨーロッパの館あるあるですが、主人の棟と夫人の棟が左右対称にのびていて、主人の棟のほうは建物の外見通り素朴・武骨な感じで、あー、あの噴水の部屋だけなのねー、と思っていたら、夫人の棟のほうはなかなかに華麗な内装でした。
45分ほど、ずーっとガイドがドイツ語で説明してくれていて、たぶん、歴史とか人物像とかいろいろ情報もりだくさんだったんでしょうが、ところどころの単語しかわからず。英語のリーフレットは渡されていて、そこに最低限の情報はあるんですが、その10倍くらいしゃべってるでしょ、絶対!とかなり残念でした。
広大な庭園には池、噴水になっている彫刻、きらびやかな新宮殿(エルミタージュにも「新」宮殿がある)、野外劇場跡、崩れた礼拝堂などが点在し、タイミングが悪くガイドツアーまで45分くらいあった(前のツアーが出たばっかりだった)のですが、散策していたらアッという間に時間になりました。いい時間でした。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 市バスで駅前から1本、20分
クチコミ投稿日:2024/08/21
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する