ルクセンブルグが経験した苦難を今日に伝えるモニュメント
- 4.0
- 旅行時期:2024/07(約1年前)
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by AandMさん(男性)
ルクセンブルク クチコミ:43件
ノートルダム大聖堂南側にある小さな広場に石造モニュメントがあり、ルクセンブルグの国旗が掲げられていました。台座石に”KADDISCH ・・1940-1945”と刻まれています。
モニュメント横に英語の説明板がありました。
2018に建てられたカディッシュ・モニュメント(Kaddish Monument)で、ルクセンブルグに住んでいたユダヤ人がナチス・ドイツによって第2次世界大戦中の1940-1945年の期間、アウシュビッツに移送され殺害されたことを悼んで建てられた記念像だそうです。”Kaddish”はユダヤ教のお祈りで唱えられる言葉で、モニュメント作者はアウシュビッツ近くで生まれたポーランド人の彫刻家Shelomo Silinger、と書かれていました。
モニュメントは、人物や文字などが複雑に組み込まれていました。宗教的な意味が込められているそうです。ルクセンブルグは第2次世界大戦時、ナチス・ドイツに占領統治されています。ユダヤ人迫害などの苦難の時期があったことを、モニュメントが教えてくれるように思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- ノートルダム大聖堂の近くで、アクセス容易
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- コストはかかりません
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 混んではいません
- 展示内容:
- 4.0
- 芸術的なモニュメント
クチコミ投稿日:2024/08/16
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