大事に保存されている日本時代の病院
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- 旅行時期:2024/07(約1年前)
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by xiaomaiさん(男性)
嘉義 クチコミ:30件
1930年に日本人医師松浦保が建てた病院で、元々は朴子公医院で、戦後は衛生所となった。黄清木医師が初代所長となり、1956年に買い取り、自身の外科医院兼住宅とした。黄医師は外科医として活躍する以外、嘉義県地方裁判所の法医も兼務した。夫人の黄呉彩雲士氏は薬剤師であったが、のちに朴子中学校の初代校長を務めた以外、県議や国会議員にもなり、地元の政界、教育界で大いに活躍された。いわば、スーパーキャリアウーマンだ。
黄医師の長孫とその夫人が自費にて建物の内外を修繕し、2016年にカフェ兼資料館としてオープンさせたのが清木館。診察室や手術室などが当時の様子で公開されている以外、黄医師と夫人の活躍ぶりを資料で知ることができる。日本時代の建物でおいしいコーヒーを飲みながら、過去の繁栄ぶりを思うのもおもしろい。店内にいる中年女性は黄医師長孫の夫人だ。気さくな人柄なので、中国語ができるのなら、話しかけてみることを勧める。普段はおいでにならないが、運よく長孫にお会いできたら、英語で会話を楽しめる。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 1,000円未満
- 利用形態:
- その他
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 5.0
クチコミ投稿日:2024/07/29
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