AR(拡張現実)の先駆者としてのパノラマ絵画
- 3.5
- 旅行時期:2023/06(約3年前)
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by piglet2017さん(非公開)
ルツェルン クチコミ:27件
ライオン記念碑や氷河公園からの帰り道にあったので立ち寄りました。円形に絵画が描かれていて360度のパノラマのようになっています。絵画の主題は普仏戦争でプロイセンに敗れてスイス国境に退却してきたフランス軍を赤十字が支援している場面でした。絵画の手前に立体の人物像や貨車が置かれて、背後の絵画の世界へ違和感なく溶け込んでいる上に、音響効果もあり、見ている観客も絵の中に入りこんでいるように感じられるほどリアルでした。仮想空間に没入体験してみたいという人類の要求が、1881年の円形絵画館から現在のAR/VRまで、脈々と受け継がれている事実に感慨を覚えました。
スイストラベルバスで無料だったので見学しましたが、別途入場料を支払ってまで立ち寄る必要はないと思います。
- 施設の満足度
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3.5
クチコミ投稿日:2024/07/14
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