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ラトヴィアの首都リガ:『ドイツよりもドイツらしい』と言われる街並みの中でも、まずはハンザ商人のギルド会館を見たい。

  • 5.0
  • 旅行時期:2009/10(約16年前)
jijidarumaさん

by jijidarumaさん(男性)

リガ クチコミ:3件

【バルト三国紀行:美しき中世の街並み】
2009年10月19日(月)~26日(月)

訪問地;
Lithuaniaリトアニア
・首都Vilniusヴィリニュス及び、かつての首都Kaunasカウナス
Latviaラトヴィア
・首都Rigaリガ
Estoniaエストニア
・大学都市Tartuタルトゥ及び、首都Tallinnタリン

<2009年10月22日(木)ラトヴィアの首都リガは朝から小雨、時々止む。4~6℃。>

ラトヴィアの国は人口約230万(ラトヴィア人60%、ロシア人28%など。宗教はプロテスタント・ルーテル派)、首都リガが人口約72万と凡そ三分の一がこの都市に住んでいる事になる。それだけ豊かでもあり、リガは大きく、バルト最大の町だ。昨夜は町に入ると、町に明るい光が有った。住民はラトヴィア人が凡そ50%で、バルト三国の中でも特に多い比率のロシア人は減少傾向だそうだ。それも国籍の取得条件のハードルを高くしている由だ。
バルト3国の中で最も開かれた、ラトヴィアの首都、世界遺産リガ市内観光。

『ドイツよりもドイツらしい』と言われる街並みは、中世ドイツの商業都市を良く残している。細い複雑に入り組んだ道は当時と変わっていないと云う。

・・・・・・・・・・

【再建されたブラックヘッドのギルド会館】
14世紀のドイツ騎士団時代、未婚のハンザ商人の組合(ギルド)に依って建てられたもの。
二つのギルドハウスが並んで立つが、右が主である。左はSchwabhausシュワブハウスという。
第二次大戦で完全に壊れたが、リガ創設800年を記念して、2000年にオリジナル通りに再建された。オランダのルネッサンスファザード(正面)や、大変魅力的で美しく飾られた壁面を持った建物である。

大時計の下には4つのハンザ都市の紋章、Rigaリガ、Hamburgハンブルグ、Luebeckリューベック、Bremenブレーメンが浮き彫りになっているのが見える。その下にギリシャ神話の神々の像があり、入口の左右に聖母マリア像、黒人であった聖モーリアス像が立つ。この聖モーリアスに因んで、ブラックヘッドのギルドと呼ばれたらしい。

彫金細工と彫刻で飾られた大時計は、月、日、時間、月齢を刻み、伝承では、かつてこの時計を作った職人は二度と同じものが造れないように、目をくり抜かれたとか・・。

ギルド前のマルクト広場には、リガの守護神である聖ローランドの像が立ち、中世には市が立ち、魔女の火あぶりの刑なども行われた中心地だったが、第二次大戦で市庁舎、聖ローランドの像、ブラックヘッドのギルドなど一帯が壊滅している。

・・・・・

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
5.0
コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
4.0

クチコミ投稿日:2024/07/01

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