駅舎は鉄道駅として活用してほしかった
- 3.0
- 旅行時期:2024/02(約2年前)
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by おけいはんさん(男性)
ソウル クチコミ:105件
日本統治時代の1925年、南満州鉄道の京城駅として竣工した駅舎で、竣工当時は東京駅に次ぐ国内規模の駅であった。2003年に現在のガラス張りの駅舎の完成により役割を終えて保存されています。現在は韓国政府により史跡として指定されており、文財庁が所有。2011年に「文化駅ソウル284」として複合文化スペースとして1階は公演や展示、2階は展示と会議、セミナーなどで利用されています。
建物は、東京駅丸の内口の駅舎を設計した辰野金吾氏の弟子で、東京帝国大学工学部長を努めた塚本靖氏の設計によるもの。鉄筋コンクリートの赤レンガ造りは、東京駅を思わせるが、1896年に完成したスイス・ルツェルン駅をモデルにしたとされています。
復元されたあとも駅としての機能を最大限に活かし、東京のシンボル、日本の鉄道駅のシンボルとして残る東京駅と比較すると、駅としての本格的な機能をしていない(京義線が活用するようになったとのことですが)ので、活気もなく、本来持つ駅としての機能も生かされていないと思う。日本統治時代に作られた建物なので保存されていること自体、喜ばしいが、駅舎は駅として機能することが一番良いのだ、とも思った。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2024/02/28
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