世界最大のルーフトップガーデンです。
- 4.5
- 旅行時期:2023/12(約2年前)
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by Noraさん(女性)
シカゴ クチコミ:12件
ミレニアムパークは、第54代シカゴ市長R.デイリー氏が1990年代に実施した「シカゴを米国において緑豊かな都市のひとつにする」プロジェクトの一環で作られた公園です(2004年に完成)。‘世界最大のルーフトップガーデン’として知られてます。現在目にするミレニアムパークの下は、もともと鉄道の廃線やスクラップ等が山積みされて放置された空間で、ショボい駐車場や公園もあったようです。そこを近代的なメガサイズの一般駐車場にリモデルし、メトラの乗り入れが可能な駅を設けました。その上をミシガン通りから徒歩でアクセスできるようにコンクリートでカバーしてルーフトップガーデンを作ったのです。道路の延長のような感じで公園が始まる設計になっているので、言われなければ誰もルーフトップガーデンだとは気づかないでしょう。園内にはグリーンゾーンのみでなく著名な建築家の作品やコンペで優勝したパブリックアートが巧みに配置されています。例えば世界的に著名な建築家のフランク・ゲーリー(Frank Gehr)が設計したプリツカ―パビリオン(Pritzker Pavilion、野外音楽堂)、バルセロナ出身のビジュアルアーティスト、ジャウメ・プレンサ(Jaume Plensa)のクラウンファウンテン(Crown Fountain)、英国のアーティスト、アーニッシュ・カプアー(Anish Kapoor)のクラウドゲート(Cloud Gate)等があります。カプアーの作品はステンレス製の豆のような形のオブジェ(通称、ビーン)で、いわゆる遊べるアートなのでいつも人だかりがしています。もともと彼はこの造形を豆からではなく常温で丸くなる水銀からインスピレーションを得たと言われますが、、、官民一体となって推進してきたこの屋上庭園と公共広場のプロジェクトは今や年間5百万人以上が訪れるシカゴの人気スポットになっています。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 景観:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 2.5
クチコミ投稿日:2024/01/30
いいね!:17票
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