神殿は遺構化していますが、レダと白鳥のモザイク画が残っていたり、アフロディテの石が展示されています
- 3.5
- 旅行時期:2023/10(約2年前)
-
-
by SUR SHANGHAIさん(女性)
その他の都市 クチコミ:4件
アフロディテ神殿 (考古学博物館)があるのは、パフォス東近郊の高台のクークリアの町。
私たちはレンタカーで、ペトラ・トゥ・ロミウ海岸 (アフロディテ生誕の地)と併せて行ってみました。
ミケーネ文明時代に建てられたというアフロディテ神殿があった場所でパフォスの世界遺産の一部になっていますが、遺構化した神殿跡のモザイクが残る床や崩れた壁と柱が荒れ地になって残っているといった感じ。
ただ、敷地の目立たぬ一画には≪レダ(ギリシア神話の女性でゼウスの愛人)の家≫の遺構があり、そこにはエロチックな姿のレダと白鳥の姿を借りたゼウスのモザイク画が遺されているので、見落としに要注意。
敷地奥の小さな博物館には、そのレプリカも展示されていました。
高台にあるため、遺跡の合間から地中海が見えるのもいい感じ。
敷地奥の博物館内には出土品などが展示されています。
その数は少ないんですが、陶器には中国のシルクロードの出土品を思わせるものがあったり、ゆるキャラ的フィギュアもあるのがおもしろい発見。
アフロディテを象徴するという縦1mほどの黒くすべすべした火山岩も展示されていましたが、一見何の変哲もない石なので、これもお見逃しなく。
博物館の一画には、この辺りの歴史を垣間見られるビデオ室や、日陰で休める場所もあり、飲み物の自販機もありました。
博物館のスタッフが上記の≪レダの家≫の場所を教えてくれたり、親切だったのはよかったです。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- パフォス東近郊の高台のクークリアの町にあります。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 神殿が遺構化しているのは残念ですが、レダと白鳥のモザイク画が残っています。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 私たちが訪れた時には、多からず少ながらずの見学者がいました。
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2023/11/28
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する