「聖カジミエルの礼拝所」は必見
- 4.5
- 旅行時期:2023/05(約2年前)
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by sanaboさん(女性)
ビリニュス クチコミ:51件
ヴィリニュスのシンボルともいえる存在です。
1387年にリトアニアが正式にキリスト教に改宗すると大聖堂が建設されました。
その後、増改築や再建を繰り返し、18世紀の大改築で現在の6本のドーリア式円柱をもつ新古典主義様式の姿となりました。
身廊部分はシンプルですが、最大の見所は17世紀バロック様式の「聖カジミエルの礼拝所」で、リトアニアの守護聖人となったカジミエラス王子(1458-1484年)が安置されていす。
主祭壇に近い南(向かって右側)の側廊に入口があります。
礼拝所の祭壇に飾られた聖カジミエルの聖画には手が3つ描かれているのですが、画家が何度消しても3つ目の手が現れるのでそのまま残した、と伝えられています。
とても小さな(フレスコ画ではなく)レリーフ画で気づきにくいのですが、中央に飾られていますので是非ご覧になってみて下さい。
壁面には8体の王の像や『120年後に棺を開けた際にも遺体に変化がなかった』という聖カジミエルの奇跡を描いたフレスコ画などが飾られています。
礼拝所の天井部を見上げると、繊細なレリーフ模様とフレスコ画が大変美しく、思わず見入ってしまいました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 入場は無料
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2023/10/19
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