公民権運動を象徴する公園
- 4.0
- 旅行時期:2023/04(約3年前)
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by RAINDANCEさん(男性)
バーミンガム クチコミ:11件
市のほぼ中心部にある公園です。
1950年代には、バーミンガムも他のアメリカ南部の町と同様に、市の人口の7割以上を占める黒人への人種差別が横行していました。当時キング牧師が「ここはおそらく米国で最も差別がひどい場所」とまで表現。そして、公民権運動の主たる舞台となったこの公園では、デモ隊を逮捕するために警察によって警察犬がけしかけられ、消防車による放水が行われたとのこと。
”刑務所なんて恐れない”と書かれた像...公園内に円形に造られた散歩道「フリーダム・ウォーク」に沿って、公民権運動の軌跡が残されています。
アメリカ公民権運動の穏健派指導者、キング牧師の像もあります。キング牧師の非暴力抵抗運動では、ここでの白人側の暴力をマスコミを通じ世に伝えることで、世界からの抗議の声に繋げました。(バーミンガム運動)
公園の横にあるパブテスト教会で1963年に白人至上主義のテロリストによって爆殺された4人の少女たちを悼む像もあります。
公民権運動を象徴する公園として、小さいながらも存在感を示していました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/09/11
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