台北賓館 Taipei Guest House

現代・近代建築

月一の特別無料公開日

5.0
旅行時期：2023/02（約3年前）

by 阿meiさん（女性）

台北クチコミ：71件

日本統治時代の台湾総督の公邸。日本からの皇族や国内外の国賓の接待所。
毎年、月に一、二日だけの無料公開見学日が有ります。
当日は事前予約もパスポートも必要無く、個人でもフリーで見学出来ます。

賓館はネオルネッサンス様式で明治34年（1901年）に完成。
大正2年（1913年）までに外観をバロック様式に改築。
民国34年（1945年）終戦後、台湾省行政長官公署が接収。
民国87年（1998年）国定古蹟に認定

以前は禁止だった建物内部の写真撮影が、今は出来るようになりました。
正面玄関受付のスタッフさんは日本語が喋れて、日本語のパンフレットも
いただきました。
白壁に金箔が豪華な内部、歴史展示室には日本語での説明もあり。
多分日本製だろうテラコッタ花模様タイルで飾られた暖炉が可愛かったです。
建物を取り囲むタイル敷の回廊も素敵でした。
建物はバロック式ですが庭園は日本風で、大きなビル群に囲まれた台北中心部とは
思えない静かな庭園でした。
公開されてはないですが、庭園の一角には元総督たちの居住した日本家屋も残ってます。