大きな蟻の巣の様な感じがしました。
- 5.0
- 旅行時期:2008/04(約18年前)
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by 旅好者さん(男性)
クーバーピディ クチコミ:8件
ビッグ・ウィンチのある丘の下に、初期の鉱山(オールド・タイマーズ)と題した博物館がありました。ここは1916年当時のオリジナルなオパール鉱山だということです。ここで鉱山を採掘していた人は、何らかの理由でこの鉱山を放棄し、再び戻ってくることはなかったのだそうです。その結果、この鉱山へ降りる縦穴は自然と埋まってしまい、その存在さえも忘れられていたそうです。1968年にこの岩山に地下住居を造って住んでいた人が、その住居を奥に拡張するため、掘り進んだところ、偶然この古い鉱山を発見したということです。
ここではヘルメットを被り、その鉱山内部を見学することが出来ます。迷路の様に掘り進んでいて、鉱脈らしきものを見つける度に、無計画に掘り進んでいった様子が窺えます。掘り掛けの岩壁のところどころにオパールの原石が埋まっています。といっても、あまり価値のないものの様です。でも、何ヶ所かには20、000~40、000AUドルなどと表示板が架かっていますから、真面目に探したら、まだまだ宝が眠っているのでしょうかね。地上からの進入口となる幅1mくらいの縦穴があります。高さは7~8mくらいあるでしょうか。この縦穴の上には小さなウィンチを設置して、掘り出した土砂を麻袋などに入れて、仲間(家族?)が巻き上げていたのでしょう。こういう1つの縦穴と無数の横穴を見ていると、大きな蟻の巣の様な感じがしてきます。その当時の採掘道具も展示されていますが、すべて体力に頼るものばかりですから、さぞ大変な作業だったのでしょう。また、今は明かりが点いていますが、当時は蝋燭などの明かりを頼りの作業だったでしょうから、一層困難なことだったと思われました。また、この鉱山の1段上には後年の住居部分があります。窓がないだけで、リビング、ダイニング、キッチン、ベッド・ルームなど結構広い住居となっていました。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- スリル:
- 3.0
- 施設の快適度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/07/11
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