ロタ島に残る戦争のわずかな痕跡の1つです。
- 4.0
- 旅行時期:2003/03(約23年前)
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by 旅好者さん(男性)
ロタ島 クチコミ:19件
ソンソン村から南岸沿いに数km進んだところに旧日本軍砲台跡がありました。崖を削って作った狭い道の山側の崖を掘って、かなりしっかりとコンクリートで作られたトーチカです。1つ目には何も残されていませんが、その先のトーチカには砲身が7mの大砲(6インチ砲だそうです)が残されていました。砲身には迷彩色が施されていますが、訪れた近い時期に塗り直した様で、綺麗すぎて現実味がありませんでした。筒先はタイピンゴット山の方向に向けられていますから、珊瑚岩礁のないソサンハニャ湾に入ってくる敵艦を邀撃する任務だったのでしょう。どちらのトーチカも無傷ですから、果たして実際に発射をしたのでしょうかね。
ロタ島では規模の大きな戦闘はなかったそうですが、この砲台跡のほか、ロタ島で戦争の痕跡を感じさせるところが2つありました。1つはこの砲台跡の先にあるポーニャ岬を回り込んで先に進み、オッゴ川という小さな川(でも、ロタでは最大)を渡ったところに「斉藤隊乃墓」と書かれた柱が2本建っていました。遺族の方が建てたものでしょう。もう1つは空港近くのシナパール村からサバナ山に向かう道路沿いに「「日本軍高射砲跡」がありました。横穴(粗堀り)の中に真っ赤にさび付いた高射砲がおかれていました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/07/07
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