日本の協力や日本製の車両もしっかりと説明
- 4.5
- 旅行時期:2022/12(約3年前)
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by おけいはんさん(男性)
水原 クチコミ:1件
ソウル市内から地下鉄1号線から直通する京釜線(水原方面)で約1時間、京畿道・東南部にある義王駅近くにある韓国の鉄道博物館。韓国鉄道公社(KORAIL)に運営されており、1988年1月に開館しました。駅から徒歩15分くらいのところにありますが、寒い日(12月)に訪問したのでタクシーを利用、ワンメーターで着きました。入場の際、日本から来たと話したら、とても喜んでもらえ、日本語のパンフレットをもらえました。
車両中心の屋外展示と、韓国の鉄道の歴史や技術を中心とした屋内展示によって構成されており、説明文はハングルと英語の併記ではあるが、見るだけでも大方理解できます。屋外展示の車両は、日本統治時代の朝鮮で使用された蒸気機関車や朝鮮総督府時代の大統領専用車、日本の国鉄の485系特急列車をベースに日立製作所が全面協力して製造された9900系電車、韓国最初の電車で日本メーカーが製造した1000系電車と、これをベースに韓国で初めて製造された1100系など、韓国の鉄道史にとって重要な車両が保存されています。ただ、保存状態が良くない車両もあり、貴重なものなので少し残念。屋内展示は、韓国の鉄道史と、信号や職員の制服、切符、改札機などと、HOゲージのジオラマか展示されています。展示では、韓国の鉄道は、日本統治下に日本資本により開通した経緯や京釜・京仁・京元線の電化事業が円借款と技術協力・指導によって行われたことなどがしっかりと記述されており、日本との関係の深さもよくわかります。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/04/27
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