日本人巡査が神として祀られている廟
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- 旅行時期:2023/03(約3年前)
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by xiaomaiさん(男性)
嘉義 クチコミ:30件
台湾には日本人が神となり祀られている廟がある。ここもその一つで、嘉義県東石にある富安宮に祀られている義愛公が分霊されている。義愛公の生前の名は森川清治郎といい、巡査としての職務を執行するとともに、教育の普及、衛生指導、農耕技能の向上に力を尽くし、多くの村民に慕われていた。1901年に総督府が漁業税を定めると、森川巡査は各家庭の経済状況を調査し、納税する力が村民にないと知り、上官に減税することを訴えた。しかし、その懇願は退けられ、納税督促をするよう叱責された。もはや打つ手なしと考えた巡査は、自身の死をもって上官が村民の苦境を理解していないことを諌めた。富義宮は規模的には小さいが、信徒から大切にされている。なお、この義愛公は東石富安宮から台湾数カ所に分霊されている。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 嘉義駅(後站)から徒歩4分
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 儀式などがなければ人混みはない
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/03/27
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