イギリスに居るのではないと錯覚するような、20世紀初めに建てられたレンガ造りの美しい建築です。
- 5.0
- 旅行時期:2021/07(約4年前)
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by ナツメロ大王さん(男性)
上海 クチコミ:676件
人民広場周辺から上海の蘇州河を北に四川北路を渡り、郵政博物館を見学したのち西に進むみ、こちらの【旧上海総商会】を見学しました。蘇州河そばには、ヨーロッパの都市で見られる凱旋門を彷彿とさせるような石づくりの立派な門があり、その脇の道路を北にすこし歩を進めると、赤レンガ造りの外壁とライトグレーの柱が絶妙なバランスの、シンメトリーの3層の建物が左手に見えてきました。常時開放されているのではないようですが、訪問時は丁度イベントをやっており、1913年竣工のこの建物の中に入ることができました。一歩中に足を踏み入れると、高い天井と、上層へ続く木製の手すりの美しい階段、細かなタイルを使って絵柄を表現した床など、見ごたえのある内装を見学することが出来ました。
1902年に設立された総商会は、経済人が集まり、その活動を推進する場であったようで、そうした活動の拠点となったのがこちら。日本でも渋沢栄一が最近は注目されましたが、こちら上海でも資本主義経済を担う活動が存在したのだと、感慨を深くしました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/03/04
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