建物よりもピカソの彫刻(無題)で有名になってしまったスポット
- 5.0
- 旅行時期:2022/11(約2年前)
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by Noraさん(女性)
シカゴ クチコミ:12件
建物:市民センターやクック郡の法的な事務処理機関が入っている現役の公共建物。
1965年に建設された31階建ての鋼鉄製のビルで、当初はシビックセンターと命名されるも、1976年に名市長リチャード・J・デイリーの功績を記念して改名されるにいたる。錆びたような赤茶色の外観は、特殊鋼材(シカゴの厳しい気候にも耐候性をもったコルテン鋼)の使用に由来する。同鋼材はプラザ内に設置されたピカソの彫刻(無題)にも使用されている。(注)untreated Corrosive Tensile (=Cor-Ten) steel.
彫刻:1967年に初披露されたプラザ内のピカソの彫刻(無題)は、高さ50 feet=15.2メートル、重さ162トン。披露当時、今までになかった抽象的なデザインにシカゴの人々は戸惑いを隠せなかったようだが、この彫刻はシカゴ市内に新しいパブリックアートが生まれていく先駆けとなった。今では街の象徴的存在として欠かせないものとなっている。
デイリープラザで、毎年11月の中旬頃からクリスマス直前まで開かれる「クリストキントマーケット(Christkindlmarket)」はシカゴの冬の風物詩の一つ。そのほとんどがドイツから直輸入されたクリスマスオーナメントや小物、ドイツにゆかりのある料理などの出店が並び、ちょっとした本場のクリスマスマーケット気分を味わえる。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2023/01/30
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