昔の北ドイツの生活文化である家屋や生活用具などの展示も多いが、船舶模型や船首像などが充実、圧巻だったのはフロアにいくつも並ぶ「網漁のジオラマ」
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- 旅行時期:2021/12(約4年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
ハンブルク クチコミ:4件
ハンブルクの町の西にあるアルトナ博物館(Altonaer Museum)は、ハンブルク歴史博物館(Museum für Hamburgische Geschichte)と並んでこの地方の歴史や風土を知るのに良い博物館であった。バルト海の海事博物館を探し続け、たどりついた博物館なのだが、漁についての展示は本家のハンブルク歴史博物館よりもアルトナ博物館が上を行っていた。港町らしく船に関する展示が多く、1階はほぼ海事博物館と言ってもよい様相を呈している。
1863年創業のアルトナ博物館には、もちろん昔の北ドイツの生活文化である家屋や生活用具などの展示も多いのだが、船舶模型や船首像などが充実しており、船で使う縄を編む機器や船大工の店なども展示されている。
圧巻だったのはフロアにいくつも並ぶ「網漁のジオラマ」であった。このジオラマでは海面には漁船が浮かんでいるのだが、船の喫水から海底まではレジンでつくられた海の中で、各々流し網の展開の仕方が確認できるのが興味深い。日本は主に定置網漁法だが、北海は満ち干が激しく定置網が使えないので必然的に流網になったようだ。
この「網漁のジオラマ」が1階のフロアの大部屋に拡がっており、1つずつ網漁の形態などを興味深く眺めつつも、キャプションがドイツ語かつ専門用語が多い為、ろくに理解することができなかった。その謎や説明内容を今回、千葉県 館山 『渚の博物館』 で初めて解明できた。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/chiba-tateyamacity-museumofnagisa/
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/12/22
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