施療院の中に設けられた美術館と17世紀の薬局
- 5.0
- 旅行時期:2019/12(約4年前)
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by デコさん(非公開)
ブルージュ クチコミ:13件
聖母教会前に建つのがヨーロッパ最古の病院のひとつ「聖ヨハネ施療院」です。12世紀から20世紀にかけて病院や施療院として使われていた建物で、この中に入っているのがメムリンク美術館。施療院の一角に美術館がオープンしたのが19世紀のことで、1958年に施療院の遺物や資料や美術品を追加して現在に近い形になったそうです。
見術館の名前となっているメムリンクは、15世紀後半にブルージュで活躍したフランドルの画家で、彼の作品も6点展示されています。メムリンクは施療院時代には患者としてここで治療を受けており、もともとドイツ生まれだったのですが、ブルージュの市民になった人です。
メムリンク美術館では、ベルギー7大秘宝の一つとされる「聖ウルスラの聖遺物箱」、3連祭壇画の「聖カトリーヌの神秘の結婚」「東方3博士の礼拝」などが見逃せない作品があるほかにもたくさんの美術品とともに、施療院時代に使用された治療器具を見ることもできます。また、一旦外に出て中庭から入れる17世紀の薬局も見応えがあるので、忘れずに訪れてくださいね。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/06/23
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