また違った見方
- 3.0
- 旅行時期:2019/01(約7年前)
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by 聖さん(女性)
ローマ クチコミ:81件
英国詩人ジョン・キーツが結核で終焉を迎えるまで暮らし、
その死後は友人の詩人パーシー・ビッシュ・シェリーが住んだといわれ、
今は2人の遺品を展示する記念館として公開されています。
場所は『ローマの休日』でおなじみのスペイン階段の脇にあります。
『ローマの休日』作中で新聞記者のジョーが(まだアン王女だと気づかず)身なりの良い若い女が酔っ払って道ばたで寝込んでいる事に放ってもおけず、
自室に連れ帰り長椅子で寝るよう言う場面。
アン王女は“Arethusa”の詩の一節をそらんじ、キーツの作だと言い張り、ジョーはシェリーの作だと返します。
そして一晩あけて、二人はスペイン階段で(偶然を装った)再会をするわけです。
未成年の頃に初めて『ローマの休日』を見た時は
お話しの大筋は追えても、
エスプリに富んだやりとりをしているであろう場面は"なんか洒落た事言い合ってるんだろうな"程度でスルーした場面が多々ありましたが(今でもあるけど…)、
今回のローマ訪問前に映画を改めて見直したら、
キーツとシェリーで引き合いに出たのも意味があったんだなと思いました。
ちなみに記念館の窓からはスペイン階段がまた違った角度から見る事ができます。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/02/12
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