高原地帯にある市場の町
- 4.0
- 旅行時期:2019/12(約6年前)
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by Giorgio Bianchiさん(非公開)
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ケレンはエリトリア第二の人口を持つ街で、「市場の町」として知られています。
アンセバ地方の中心都市で、イタリア植民地時代に鉄道と共に発展しました。現在は鉄道は廃止されてしまいましたが、旧鉄道駅はバスターミナルとして利用され、首都アスマラからも日帰りで行くことが可能です。勿論、ホテルが数軒あるので泊まることも出来ます。
第二次世界大戦時には宗主国であるイタリアと、イタリアと敵対する英国が激しい戦いを繰り広げた激戦地として知られていますが、アスマラに次いでイタリア植民地時代の建築が良い保存で残っている町でもあります。町には第二次世界大戦時の激戦の記憶を刻むスポットや、イタリア植民地時代の建築、更に活気の溢れる市場など見どころは結構あります。また、大聖堂やグランド・モスクなど美しい歴史的な宗教建築もあり、特に有名なものは1825年にサン・フランチェスコ会が創建したバオバブの聖堂「マリアム・デアリット」があります。この聖堂、生きたバオバブの幹の中に聖堂を作るという、世界でも珍しい聖堂です。
アスマラからは車で約2時間、バスだと約3時間程。アスマラ-マッサワ間に比べ、路面状態は微妙なので酔いやすいです。また、バスターミナルからアゴルダット行きのバスも出ています。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2020/10/20
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