2020年東京オリンピックのメインスタジアムを、当初設計したザハ・ハディドの作品の一つ。
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- 旅行時期:2020/09(約5年前)
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by ナツメロ大王さん(男性)
北京 クチコミ:50件
北京の地下鉄環状線である2号線の【朝陽門】で下車し、直結した商業・複合施設であるギャラクシーSOHOを訪問しました。
当初の2020年東京オリンピックのメインスタジアムを設計した、女性建築家ザハ・ハディドの作品の一つです。建築関連雑誌には必ずといって良いほど取り入れられるほどの、斬新なそのデザインに思わず息をのみました。大福もちのような曲線的な建物が何棟かあり、それらが不自然にならずに渡り廊下でつながった形状となっており、吹き抜けの地下一回部分から見るとSF映画の舞台に来ているような錯覚に陥りました。
機械のウィーンという音に目をやると、無人の洗浄機が壁際の限られたエリアのみにプログラミングされているようですが、フロアーの掃除をしていました。
オフィスとしては空きが目立つようで、採算よりもデザインと話題性で推し進めた感があります。ただ、空室率はどうか、曲線を多用したデザインで予算が高額になりすぎるのではないか等々の、ネガティブな方面からのチェックが入りすぎ、新しい一歩を踏み出すことが苦手な日本と比べると、こうした建築デザインに実験の場を提供できる中国という社会が、些か羨ましく感じられました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2020/10/06
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