芸術家コクトーが愛した有名な猫が拝める聖ブレーズ薬草礼拝堂
- 4.0
- 旅行時期:2018/07(約7年前)
-
-
by piglet2017さん(非公開)
イルドフランス地方 クチコミ:3件
ジャン・コクトーが晩年を過ごしたミイ・ラ・フォレ村にある12世紀の礼拝堂です。コクトーはこの小さなチャペルを、自分のお墓として装飾しました。中に入ると、コクトーの映画に出演していた男優ジャン・マレーによる解説が流れていました。
正面の祭壇には、荊の冠をかぶったイエス、燭台も熊手でできています。その上には、居眠りするローマ兵に囲まれ、天使に見守られながら、得意そうな表情で復活するキリストが描かれていました。側面の壁には、天井まで伸びる薬草が花を咲かせています。入口の薬草の下には、黄色いぶち猫が大きな目を見開いて描かれていました。ギフトショップでは、この可愛い猫の絵葉書とマグカップを購入しました。
「私が犬より猫が好きなのは、警察猫はいないからだ。少しずつ猫たちは家の魂となる」と語っていた猫好きのコクトー。村には、ミュージアムとなっているコクトーの家も保存されていて、愛猫との写真も展示されているようですが、残念ながら時間切れで見学できませんでした。コクトーに興味がある方なら、おすすめできる村です。
- 施設の満足度
-
4.0
クチコミ投稿日:2020/10/04
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する