モナスティラキ広場の名称由来とされているパンタナサ聖堂
- 4.0
- 旅行時期:2019/05(約5年前)
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by AandMさん(男性)
アテネ クチコミ:80件
モナスティラキ広場の入り口個所に歴史的な小さな聖堂があります。鐘楼塔は新しいですが石造りの聖堂は古色蒼然としており、長い歴史がありそうに見えました。
調べてみると、この聖堂は正式名称が「聖母被昇天聖教会パンタナッサ」と呼ばれるギリシャ正教の教会で、10世紀頃の建造です。アテネで最古の教会と見做されていることが分かりました。建造年が不確かなのは、トルコ支配時代に荒廃が進み記録が失われたのが理由だそうです。近年の発掘調査で、聖堂の歴史が明らかにされつつあります。
この聖堂は、建造当時は大修道院で「メガ モナスティリオン」と呼ばれていましたが、オスマントルコ支配等を経て修道院規模が大幅に縮小され、小さな修道院「ミクロ=モナストリオ」と言われるようになったそうです。現在の広場名「モナスティラキ」の由来とされています。この地の歴史を背負った聖堂、しっかり見ておく価値があると思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- モナスティラキ広場にあるので、アクセス容易です
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- コストはかかりません
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 聖堂前の広場、いつも混みあっています
- 展示内容:
- 4.0
- 小さいけど味わいのある歴史的聖堂です
クチコミ投稿日:2020/06/23
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