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ヴロツワフ国立博物館 施設情報・クチコミに戻る

日本のガイドブックに載っていないが、到着してみると巨大かつ3層の充実し日本のガイドブックはスルーだが、絵画工芸品ともたいした展示量で見逃すのは惜しいた展示で驚いた

  • 5.0
  • 旅行時期:2019/11(約5年前)
ごーふぁーさん

by ごーふぁーさん(非公開)

ブロツラフ クチコミ:11件

なぜか日本のガイドブックにも載っておらず、どんなものだろうと思って、とりあえず行ってみることにした。到着してみると蔦に覆われた巨大かつ立派な建物と3層の充実した展示があり驚いた。

こちらは博物館というよりも美術館であり、展示品は絵画とキリスト教関係の彫像が中心である。3階には日本を含めた諸外国の工芸品や服飾、電化製品などの技術発達史までもあり、とても楽しめる。スルーしてしまうにはもったいない美術館であり、建物も1886年に建てられた非常に立派なものだ。

絵画はポーランド絵画の展示が中心なものの、スルバラン、カナレット、カンディンスキー、ピーテル・ブリューゲル /子(日本の国立西洋美術館と全く同じ絵画)などがあった。後で知ったことだが、このカナレットは、よく知るカナレットの甥にあたり、ポーランドの宮廷画家となった人物。それ故、ポーランドではカナレットと言うと伯父よりも彼のことを指すらしい。その精緻な筆致は叔父にとてもよく似ていると感じた。

この博物館の目玉はシレジア地方一帯を支配したヘンリク4世(1258年頃 ~1290年)の石棺かもしれない。部屋1つを割り当てられており、スタッフも常駐し特別な雰囲気が展示スペースに漂う。

このヘンリク4世の遺体は第二次世界大戦の最中に研究の為ドイツに持ち去られ行方不明になってしまった。このことは、この後のヴロツワフの現代美術館で見た特別展のテーマと関係していると思われる。ナチスドイツは東欧へのドイツ文化の影響や旧来からドイツの影響があったことを証明したいが為に遺体を持ち去ったと思われるのだ。つまり、覇者であったヘンリク4世にドイツやゲルマンの面影を見いだしたかったのかもしれない。


詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/wroclaw-artmuseum-music/

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
半日
アクセス:
4.5
コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
4.0
展示内容:
5.0

クチコミ投稿日:2020/04/03

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