内外のギャップ
- 3.5
- 旅行時期:2019/01(約5年前)
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by 聖さん(女性)
フィレンツェ クチコミ:82件
15世紀中頃、メディチ家の当主、コジモ・イル・ヴェッキオが建てた邸宅です。
コジモはこの邸宅の設計を最初はブルネレスキ(ドゥオーモのドームやメディチ家の菩提寺であるサン・ロレンツォ聖堂の改築、捨て子養育院を担当)に依頼します。
が、提案された邸宅模型が目を見張るほど豪華な設計だった為、政敵によって1年程フィレンツェ追放を経験した事のあるコジモは市民妬みや反感を買う事を危惧し、設計者をミケロッツォ・ディ・バルトロメオに変え、現在の簡素な外観の建物になったそうです。
それでも、この後、メディチ家の居城がピッティ宮に移るまで、2度ほどフィレンツェを追放されたりしてるのはなんともはや…
1659年にピッティ宮に居を移していたメディチ家からリッカルディ家に売却された為、両家の名を冠してメディチ・リッカルディ宮と呼ばれています。
ルネッサンス期を後押ししたメディチ家の盛衰を目の当たりにすると、特に芸術は永遠 興亡は一瞬だなと実感します。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
クチコミ投稿日:2020/03/21
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