眺めよく楽しい散策でした。
- 4.5
- 旅行時期:2019/04(約5年前)
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by なぽさん(女性)
ベラト クチコミ:10件
オスム川北のマンガレム地区にあり、吊り橋のたもとに建つ独身者のモスクからRruga Antipatrea通りを東に200mほど行くと、そこから北西に800mほど真っすぐに伸びるRruga Mihal Komnena通りと交わるんですが、その上り坂を進んで突き当りを左に行くと入口です。入城料100Lek(私たちはRruga Mihal Komnena通りの途中で、本来の入口ではない場所からお城に入り入城料は払わなかったんですが)。
入口はお城の北にあり、南には町を見渡せる展望台があります。城内には約150世帯の人が普通に暮らしているそうで民家が並び、小さなお土産屋さんやカフェもありました。
紀元前4世紀にアルバニア人の祖先と言われるイリュリア人によって築かれ、紀元前2世紀ローマ軍により焼かれ、ビザンチン帝国皇帝テオドシウス2世により440年に城壁補強、6世紀にも改築、13世紀に現在の形に建てられました。城壁内には、ほとんどが13世紀建立の42もの教会がありましたが残るものは20、そのうち現在使われているのは8つ、15世紀オスマン帝国時代より建てられたモスクも廃墟となった2つだけが残ります。
教会や博物館が閉まっていたのが残念でしたが。昔はどんなだったんだろう・・と往時に想いを馳せながら・・・草ぼーぼーの廃墟や、その城壁を上ったり歩いたり、そこからの眺めも素晴らしく、ビザンチン教会の下でのんびり草を食む可愛いヤギたちの姿にも癒され・・・とても楽しい散策でした。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/02/22
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