ベストシーズンは5月
- 3.5
- 旅行時期:2019/09(約5年前)
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by parfaitさん(男性)
ネグロス島 クチコミ:3件
昔は、世界のダイブスポットTOP10にも選ばれたこともありますが、2013年の台風の被害、人為的汚染、狩漁により、2019年現在では大したことない。
バリカサグの方が人気だと言うのも頷ける。
私が滞在中の9月20日に「Protct Apo」なる政府系イベントがあり、大々的に島民達は賑わっていたが、皆で同じロゴ入りのTシャツを着て、若者100人程がメインのバレイビーチのゴミ拾いをするだけのお粗末な保護活動だった。
活動のメインは、政府の役人をマーチングバンドの演奏とダンス、ランチで歓迎するもののようで、ゴミ拾い自体はその後食事に有りつけるので参加しているようなものでした。
どこのお国でも税金というものは無駄遣いされるものだが、これは最たるもの。
単なる島のお祭りでしかなかった。
アポ島は、電気が通ってないく、発電機と蓄電で電気を利用している。
なので、電気は24時間あるのだが、夜の6時から10時頃までしか、私が宿泊しているホテルでは使わせてくれない。
当然ビールも温いし、氷などない。
冷めたい物が欲しければ集落の商店に氷を買い出るしかない。
水道は雨水を溜めて濾過して使うのだがタンクが掃除してないのか老朽化しているからなのか、濁ってるし色ついているし臭いもある。
ダイバーかバックパッカー以外の宿泊はまぁ無理だろう。
私でもギリってところです。
この島での滞在は不快適極まりない。
そして、日本から行くのは結構大変です。
深夜発の便で出発すれば、当日午後から潜ることも可能ではあるが、そこまでして行く価値があるのか?
結論から言うと、ベストシーズンなら行く価値はあるが、それ以外はやめた方がいい。
シーズン外れは、流れがない。
7~1月は台風もあり、直撃しなくても海は濁る。
今回、台風の後ということもあり、透明度は悪い日で5mほどしかなかった。
珊瑚や熱帯魚や亀を見て喜べるビキナーダイバーやシュノーケラーなら、それでも構わないだろうが・・・
アポに来る観光客の殆どは、ヨーロピアンのバックパッカーとダイバーとケチな旅行を得意とする種族なので、ここが観光地なのに島民は観光マネーに毒されていない。
集落の商店でローカルと同じ価格で買物できるし、交流してもフレンドーだし、親切だ。
だが、これはアポ島が特別ということではなく、フィリピンの田舎町に行けば何処も同じだ。
観光地の中心街ではレアなケースということになるが、言っておくが30年前はセブだってボホールだって観光マネーになんか毒されていなかった。
所謂リゾーターが来るようになってから変ってしまったのだ。
付け加えるが、ケチと書いたダイバーやバックパッカーは安い宿に泊まったり安い交通機関を使って移動したりするのが得意なのは、リゾートライフを主にする旅行者に比べ金がないのではない事だけは名誉の為に言っておく。
ホテルや移動費に金を掛けるのではなく、他に遣うからだ。
ダイバーならダイビングフィーが1日1人1万円程度は掛かるのだ。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 2.0
- 水の透明度:
- 3.0
- 難易度:
- 2.0
クチコミ投稿日:2019/09/29
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