はるばる来たかいがあると思える圧巻のフレスコ画
- 5.0
- 旅行時期:2019/04(約7年前)
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by なぽさん(女性)
ペーヤ クチコミ:3件
セルビアの世界遺産「コソボの中世建造物群」の4つのうちの1つ。「コソボの中世建造物群」とは、コソボにある、すべて13~14世紀に建てられたセルビア正教会の修道院。東ローマ帝国最後のパレオロゴス王朝に興った、東方ビザンチンと西方ロマネスクが融合したという“パレオロゴス朝ルネサンス”様式の美しい建造物で、見事な中世のフレスコ画が見どころ。
このデチャニ修道院は、セルビア王国ステファン・ウロシュ3世デチャンスキ王(1285‐1331年)のため1335年に建てられ、その霊廟にもなっている。主聖堂の建設と彫刻はコトルのフランシスコ会(カトリック修道会)の名石工たちが当たり、その西欧風ロマネスク・ゴシック様式と東欧ビザンチンが融合、後期ビザンチン・ロマネスク様式の傑作と言われる。バルカン半島に残る中世の教会で最大、現存するフレスコ画はビザンチン最大で圧巻、修道院内全てを覆い尽くすように千以上のシーン、数千の像が描かれている。
貸切タクシーを予約し、ペーチのバスステーション→(約10分)→ペーチ総主教修道院(観光時間30分)→(約35分)→デチャニ修道院(観光時間40分)→(約40分)→ジャコヴァに行ってもらい30€でした。
入口に記されていた開館時間は、平日10:00-14:30、15:30-17:30、日曜日10:00-17:30とのこと。ここで兵士にパスポートを預けます。院内は撮影禁止と聞いていましたが、修道士の方が案内して来たお客が撮影しているのを見て尋ねるとOKとのことでラッキーでした。拝観は無料。日本語のパンフレットあり(10€)。
4つの修道院をすべて訪ねましたが、緑の中に建つ修道院がまず美しく、観光客が少なくゆっくり見られ、修道士の方もとても親切、明るい院内のフレスコ画もまた神々しく見事で、ここが1番良かったと思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2019/06/22
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