前門(プロピュライア)の南側がアルテミス ブラウロニアの聖域
- 3.0
- 旅行時期:2019/05(約7年前)
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by AandMさん(男性)
アテネ クチコミ:80件
パルテノン丘上の直前に大理石柱群の前門(プロピュライア)がありますが、前門を出た右側(南側)が「アルテミス ブラウロニアの聖域」です。プロピュライア(Propylaia)とカルコテケ(Chalkotheke)の間です。アクロポリスの南壁の前に38mx6.8mの大きさの建物があったそうです。前門とほぼ同年代の紀元前430年頃に建設されましたが、4世紀に神域が閉鎖され、現在は礎石の欠片などが残されているだけです。見るべきものは殆どありません。
聖域に設置されていた説明パネルに「アルテミス ブラウロニアの聖域」の場所が書かれていました。小さな文字ですので、大部分の観光客は気づかないだろうと思います。
後で分かったのですが、アクロポリスの「アルテミス ブラウロニアの聖域」は都市(アテナイ)に施政者が特別に設けた聖域です。アッティカ(Attica)にアルテミス ブラウロニアの聖域(Sanctuary of Artemis at Brauron)があり、こちらの方が本来の聖域です。本来の聖域は紀元前13世紀頃に建設され、現在でも神殿の一部や大理石柱が残されています。この神殿遺跡はアテネ国際空港の東約2kmで、エーゲ海の入り江に近い場所にあります。関連博物館も整備され、遺跡も見応えがありますので、空港での待ち時間があるなら、訪問されると良いと思います。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- パルテノンの丘を上がり、前門を過ぎた辺りです
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 古代にあった建物は残っていませんが、場所を確認する意味はあるのでは?
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- パルテノンの丘は混んでいます
- 展示内容:
- 2.0
- 礎石の欠片が残っていますが、建物はありません
クチコミ投稿日:2019/06/07
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