観光客がとっても少なくて、静かな自然が楽しめます。運が良ければ絶滅危惧種のデラクールラングールという、白いトランクスのお猿さんに出会えます。
- 4.0
- 旅行時期:2018/11(約5年前)
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by palさん(非公開)
ニンビン クチコミ:7件
ニンビンの有名な、カルストの山に囲まれた舟遊びどころは、チャンアンとタムコックです。
でも、他にも何か所かあります。
その一つがヴァンロン自然保護区です。
ツアーも組まれているようですが、まだまだ訪れる人は少ないです。
ベトナム人の観光客の方が多いです。
チャンアン、タムコック等のほかのところは鉄のボートなのですが、
ここだけは竹を編んだような、レトロな舟です。
舟の漕ぎ手さんは、おばちゃんが多いです。
おちゃんもいます。
自然保護区というだけに、自然がいっぱいです。
見たことのないような鳥が、飛んで行ったり、
日本人になじみのある、シラサギがいたり、
カワセミが、キーンと飛んで行ったり。
おばちゃんたちが泥に浸かって、小さな蟹を取っていたり、
トンボやアメンボなど、昆虫もいっぱいです。
特筆すべきは、
デラクールラングールという、絶滅危惧種のお猿さんがいることです。
下半身が白いトランクスを履いたように、そこだけ白い毛並みなのです。
ベトナム語では、ヴォックと呼ばれているそうです。
或いは、白いパンツの猿、だそうです。
これが目当てで、ヴァンロンを訪れる人もいるようです。
ヴォックは、たいてい数匹の群れで、カルストの断崖絶壁の岩山に生えている木の葉っぱを食べています。
裸眼だと、点にしか見えません。
双眼鏡が必要です。
写真に収めるのは、超望遠レンズが必要です。
船頭さんに何も言わなければ、チャンアンやタムコックと同じように、
洞窟トンネルを通っていく経路です。
でもあらかじめ、ヴォックを見たいとリクエストすれば、
見られるであろう方面に、舟を進めてくれます。
船頭さんは、目がとってもいいので、目ざとくヴォックを見つけて、あそこ、あそこ、と教えてくれます。
でも、どこだかさっぱりわかりません。
慣れてくると、白い点を見つければいいことがわかってきます。
白いトランクスのお猿さんなのです。
双眼鏡は必携です。
デラクールラングール(ヴォック)の写真は、
興味があったら、ネットで検索してください。
私の中望遠レンズで撮った写真には、どこに写っているのか全くわかりません。。。
私は2度行って、2度ともヴォックを見ることができました。
でも、いつも見られるわけではないようです。。。
2度行って、2度とも、川遊びを楽しんでいたのは、数舟だけでした。
2度めは、結婚前のカップルの、結婚記念写真を撮っているのに遭遇しました。
日暮れで、のどかで、とってもロマンティックでした。
まだまだ観光客が少なくて、
静かに自然を満喫することができます (^_^)///
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 1.5
- タクシーか、レンタルバイクで行くしかありません。ツアーは、探せばあるかもしれません。。。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- チャンアンやタムコックは、外国人は入場料がとっても高くなります。ここには外国人料金はありません。
- 景観:
- 5.0
- チャンアン、タムコックと同じでカルストの山に囲まれた湿地です。自然が美しいです。。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- やってくる団体ツアーはとても少ないです。静かに自然を満喫できます。
クチコミ投稿日:2019/03/31
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