入国審査・出国審査
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- 旅行時期:2017/07(約9年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
ユージノサハリンスク クチコミ:31件
稚内港から海路でサハリンを訪れる際の玄関口となる港です。 入港の際は、沖合で15分ほど待たされましたが、1時間近く待たされる場合もあると聞きました。 入港した岸壁は、大型船ならいざ知らず、クルーザーのような小さい船では、日本では廃村の漁港のような、雑草生える崩れかけた古い岸壁に横づけされました。
その後、入国審査の建物までマイクロバスで移動です。 途中、日本時代のものと思われる狭軌の線路が見ものです。 そして、バスでは、わずか百、二百メートルほどしか移動せず、古くて小さな建物の事務所で入国審査が行われました。
入国審査は、ここに限ったことではないですが、入国者の都合というよりは、審査官のペースで進むので、サクサク終わるということはありません。 入国審査が、教官の補助付きの手際の悪い見習いみたいな子に当たってしまいました。 簡単な質問を英語で聞かれましたが、前の人にしたのと同じような、ありきたりな事を聞かれただけなので、審査の列に並んでいる際、前の人の審査の様子でも眺めているとよいでしょう。 Sithtseeingだとか、3daysだとか、単語レベルで答えるだけでも充分なやりとりです。туризмとか、3 дняである必要はありません。 なお、審査にかかった時間は、この便での入国者の数が少ないのが幸いして、建物に着いてから20分程度で解放されました。X線検査もおもちゃの枠のようなものをくぐっただけで済み、その後、検査された荷物を受け取って、 保安区域を抜けた待合室で出迎えの人と合流しました。
一方、出国審査では、出港の1時間30分ほど前に到着して乗船手続きをしました。 手荷物検査ではX線検査のほかに、麻薬犬による検査もありました。 犬が苦手な人はちょっと大変なのかな…? 審査官は、規律正しい局面もありましたが、入国と違ってフレンドリーでノリの良い雰囲気でした。 船の出港にあたっては、待機もなく、ストレートに港を出ていきました。
コルサコフ港を船で訪れ、街を観光するなら、天気が良ければ展望台を訪れるのもおススメです。サハリンでの旅の一歩を進めるのに相応しく、旅情を感じさせてくれる場所です。 展望台は、港の南側と北側にありますが、ダーチナヤ通り(ул.Дачная)を丘の上まで登った北側の展望台(Смотровая Площадка)の方が、高い所からコルサコフの街や港全体を見渡せてよいです。 ぜひ北海道が見えるかどうか試してみてください!
- 施設の満足度
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3.0
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 利便性:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/02/24
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