ここが旧高雄駅、発展の原点ですね
- 4.5
- 旅行時期:2018/12(約7年前)
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by T04さん(非公開)
高雄 クチコミ:27件
今回高雄を初めて訪れて勉強できたことの一つが、高雄駅の歴史についてです。日清戦争に勝利した日本が台湾を手に入れると鉄道を敷設、1900年に打狗(高雄)・台南間に鐵道が開設されると、この地が打狗停車場となりました。1908年になると停車場を拡張して打狗駅を建設、1920年には高雄駅と改称しました。この地がまさしく高雄の中心地であり、日本人の多く住む地域でもありました。1941年に新しい高雄駅(現在の高雄駅の場所にあった駅で、その駅舎は現在「高雄鐵路地下化展示館」として運用中)が開設されるようになると、こちらの駅は「高雄港」駅に改称されました。戦争中にはアメリカ軍の空襲で被害を受けましたが、戦後の1947年に修築されて現在に至っていますが、古写真と見比べても、開設当初の姿と同じように見えますし、駅舎内の造りも同じように感じられました。その背後にあった広大な操車場跡は「哈瑪星鐵道文化園區」として整備されており、動態保存されている日本製SLなどもありますし、一部はLRT「哈瑪星」駅として用いられていました。こちらを見学した後に、付近に点在している日本統治時代の建物見学を楽しむのも良いと思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- MRT「西子湾」駅2番を出たら目の前です
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- あまり大きな駅舎ではありませんし、訪れる人の数も少なくありませんでしたが、見学には問題ありませんでした
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/01/26
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