供花詐欺(?)に注意
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- 旅行時期:2018/11(約6年前)
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by ジートさん(男性)
アユタヤ クチコミ:4件
お寺自体はみなさんが紹介しているので割愛。
他の遺跡とは少し離れたところにあり、入場料もいらないことから、ツアーに組み込まれることは少ないと思いますが、サガットステージのモデルとなった(?)ということで、ディープなファンがいる寺です笑
私はここに一人で訪れたのですが、写真を撮っていると、「スミマセーン」と、一人のおばさんに話しかけられました。
手には一輪の花を持っており、それを私に渡そうとしては、「オソナエ・・・・」と片言の日本語。
どうもよからぬ予感がした私は、すぐに、「NO!」と言いましたが、
「チガウ、チガウ・・・オソナエ・・・シテクダサイ」
と、私の手を引き、供花台のほうへ連れて行こうとします。
この時の私も、随分と甘ちゃんでした。
ちょうどこの日は、ロイクラトンというタイの祭日だったのですが、
「ああ、そうか、観光客にもお花を添えてもらうんだな」
と思ってしまいました。
ちょうど日本でも、お盆とかの一部のお寺では、無料で参拝客に線香などのお供えをさせてもらえるように。
今に思えば、随分とお花畑の思考だったと思いますが。
私は恐る恐るお花を置くと、その場を離れようとしました。
なんかそのまま長居すれば、商品を売りつけられるかもしれないな。。。と思って。
すると。。。
「200バーツ」
え?
「ハナ、オソナエ、200バーツ」
え? お金取るの?これで?
やっぱり??笑
私は、「NO」といい、今にお供えしたお花をおばさんに戻そうとしましたが、受け取りません。
「ノー、200バーツ」
おばさんはそれしか日本語を知らないのか、ひたすら同じ単語を繰り返し、受け取ろうとしません。
ただでお供えができると思った私も世間知らずかもしれませんが、いかなる場合においても、値段を後から言われて払う義務はないはずです。
しかもあんな花一輪に200バーツ?
この日の夜に経験するロイクラトンの灯篭(花束のような精巧なもの)でも、50バーツくらいだぞ?
「いや、有料なら先に言えよ」
英語で反論するも、英語も通じないようです。
「ノー、ノー、タイノコドモ、カワイソウ」
子供をだしにしてきたか。。。
子供が可愛そう?
さっき歩きスマフォしながら学校に向かってたあの集団のこと?
(おそらく中には本当に貧しい子もいるのでしょうが。。。)
私が支払いを渋っていると、
「オーケー、100バーツ」
まかるのかい笑
すげーな、仏様へのお供えも値段交渉できるんだな。
今にして思えば、相手がやくざとかならまだしも、おばさん一人なんだから、無理やり振り払ってもよかったんですが、
こっちもかなりイライラしてたんで、財布から100バーツだけ取り出して、供花台に乱暴に叩きつけてその場を後にしました。
仏様へのお供えとか献金とかは分かるんですけど、それは決して、無理強いするものでもないし、ましてや無料と思わせておいたあと、後出しで要求するものでもないでしょう。
とりあえずこの場は100バーツだけは払ってやるが、これはしっかりと世界に対して注意喚起しないといけないと思い、そのおばさんが出てきた店を、あらゆる角度から、何枚も携帯で写真に収めました。
すると、さっきのおばさんが慌てて出てきて、
「ゴメンネ、ゴメンネ」と言いながら、さっき叩きつけた100バーツを返してきました。
ふーん、やっぱり、やましいことをしているっていう自覚はあるんですね。
未だに気分は収まりませんでしたが、とりあえずその100バーツは受け取り、
おばさんが消えたのち、今度はしっかりと、丁寧に供花台の花の下へと挟み、
先ほどの無礼と、仏様の前で醜い諍いを見せてしまったことを謝罪し、深々とお祈りをしておきました。
そういう行為に意味があるのかは分かりませんし、お参りの方法も間違ってるかもしれません。
それでも、観光客からお金をだまし取ろうとする連中よりは、誠実な気持ちでお祈りしたつもりです。
このお寺は時間帯によってはほとんど人がいないので、落ち着いてお参りができる分、怪しい人物に狙われやすいと思います。
タイ人が無料で何かをしてくれるなんてあり得ないと思い、そうした輩が話しかけてきても、絶対に無視するようにしてください。
あと、もし何か被害にあった場合、写真を撮れば、相手もびびってお金を返してくれることもあるかと思います。
- 施設の満足度
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1.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 早朝8:00頃はほぼ無人でした
クチコミ投稿日:2018/11/27
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