グロート・マルクト
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- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by ミルさん(男性)
アントワープ クチコミ:7件
アントワープの中心となる広場が、このマルクト広場(グロートマルクト)です。ギルトハウスや市庁舎に囲まれた美しい広場で、中央にある噴水は町の名の語源にもなっているアンティゴーン征伐伝説を表わしています。今から2000程前、スヘルデ川沿いの要塞にアンティゴーンという巨人がおり、川を通る船が股の下を通る際、重税を課し、税の支払いを拒否すると、その船の船長の手首を切り取ってしまうのいう、恐ろしい巨人でした。アンティゴーンの話を聞きつけたローマの戦士であり、シーザーの甥であるシルヴィウス・ブラボーがアンティゴーン征伐にやって来て、激闘の末、アンティゴーンを倒し、巨人の首と右手を切り取り、スヘルデ川へと投げ捨てました。それ以来、この町は「手」を意味するアントと「投げ捨てる」意味するワープでアントワープと呼ばれる様になったということです。この地の、地方名である「ブラバント地方」の「ブラバント」も英雄「ブラボー」が語源です。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2018/11/13
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