青年武将アレキサンダーも見参
- 4.0
- 旅行時期:2018/05(約8年前)
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by カズさん(男性)
シラーズ クチコミ:1件
ツアーで訪問しました。
2500年前のペルシア帝国最初の都だった古都パサルガダエ。若干26歳のあの青年戦士アレキサンダーがペルセポリス攻略後に訪れた場所でもあります。
敬愛するキャロス大王の墳墓(=写真)には、金のベッドや杯、テーブル、棺桶、高価な宝石装飾品、遺体もあったようです。墓の周りにはさまざまな種類の樹木が生い茂る神聖化された木立で囲まれ、水も豊かに灌漑されていたとのこと。
遠征後、再度、訪れた時、キュロス大王墳墓が墓泥棒に荒らされているのを知り、元通りに修復するよう命じ、残っていた遺体の部分をのこらず棺に納めさせたほか、石材で同じように作らせたとか(「アレクサンドロス大王東征記・上」岩波書店)。
仕立て人どもの名を白状させようと墓守りを拷問し問い詰めたものの、結局わからずじまいだったようです。
イラン人ガイドL氏によると、イランでは、キュロス大王をイランの建国者と称えているようです。
1971年に開催されたイラン建国2500年祭には“キュロスの円筒碑文”が行事の公式シンボルとして使用されたとか。
今では、荒涼とした広い大地にところどころポツンと宮殿跡(=写真)があるだけです。
電気自動車(無料)を利用したり、歩いたりしての見学で2~3間かかります。
“アレキサンダー大王の東征”をイスタンブールから追っかけている私としては、ここに来られただけで充分です。
次の旅行地は同じく東征路のサマルカンド、タシケント、ブハラに行く予定。
旅をこよなく愛する多くの皆様に感謝。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 1.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/07/20
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