上海浦東空港 国際線間の乗り継ぎはルール不定 これぞ中国
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- 旅行時期:2018/01(約8年前)
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by コンジープンさん(男性)
上海 クチコミ:1件
中国国際航空で成田からパリへ行くため、CA920便でまずは乗り継ぎ地の上海浦東空港に降りた時のことです。成田でのチェックインの時、渡された乗継ぎガイドvol.2によれば、スルーチェックインでしたから『・・・のような案内板を持った職員がターミナルビル側にて待機しているので』とありましたが誰もおりません。また場内には『トランスファー』とか『トランジット』といった案内表示が一切無い為、止む無く目についた入国審査場に向かい≪入国≫。 この際右片が入国・左片が出国というシートに本人の属性を記入して提出の要があり、出国片はスタンプを押して返されました。
更に手荷物検査を経て進むとそこはもうバッゲージクレーム。 もとよりス-ツケースはパリまでスルーということで預けてありますから、何もすることなくウロウロするばかり。案内窓口もなく、偶々通り掛かった空港職員に上海/パリ間の搭乗券を見せてトランスファーだと言ったところ、一旦室外のエスカレーターで上階へ行けとのこと。行ってみるとそこは何のことはない航空会社のチェックインカウンターが並んでいる出国フロアでした。
要するに上記乗継ぎガイドP17での案内ではなく、前頁の『スルーチェックインではない場合』に従えばよく、いったん入国そして出国という手順を踏みなさいということだったようです。
判ってしまえばなーんだということでしょうが、不安だらけのひと時でした。穿って考えると、上記の便の到着が定刻ではあっても22時過ぎと遅かった為、トランスファー用のイミグレ窓口が閉まっていたのかも知れません。というのは沖留の航空機から降りた我々3~4人の乗り継ぎ客をマイクロバスに乗せ、一旦はある入り口で降ろしたのですが、歩き出した我々を別の係員が呼び止め、再度バスに乗せて2~300m離れた別の入り口に連れて行ったのです。この間彼らの言葉は中国語で私どもには判りませんが、通常とは異なる対応だったようです。よくビジネスの場でいわれるように、担当の役人の言動ですべてが変わる世界です。 法治国家ではなく人治国家といわれる所以です。
この点復路の乗継ぎ地北京(昼過ぎに到着)ではトランスファー用の窓口(審査場と検査場)への案内板も完備しており、トランスファーにもかかわらず持込み手荷物の厳しいチェックをすることの当否はさておき、判りやすかったと云えます。もちろん上海のような入・出国カードへの記入提出もありません 当たり前ですが。
数年前、キャセイパシフィック航空の香港乗継ぎ便を利用した際は、何の問題も不安もなくロンドンを往復できたのに比して極めてストレスが掛かるもので、折角のコスパ満点の中國国際航空(AirChina)のフライトを台無しにしました。中国本土、特に上海での乗り継ぎ便は避けた方が良いでしょう。
- 施設の満足度
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1.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 深夜だったので混み合うほどではありません
- 施設の充実度:
- 1.0
- 案内表示が不完全不適切
クチコミ投稿日:2018/01/19
いいね!:4票
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