アジアの混沌を楽しむ鉄道旅
- 5.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by カズさん(男性)
ヤンゴン クチコミ:2件
1周38駅を巡る約3時間の環状線。力強く生きる庶民生活が見られるミニトリップです。
シュエダゴンパゴダ(=写真、入場券US5弗)から乗った運転手さんに教えられ7番ホームへ。外国人価格の1000K(100円)を支払い時計回りに乗車しました。
席はエアコンなしの一般車両がお勧めです。
かなり年季の入った日本製中古車両と古い線路なので歩くようにゆっくりと進み、さらにゆらゆら揺れてまるでゆりかご。もちろんドアは空いたまま。
時間がスローに過ぎていきアジア的で豊かなぜいたくな時間があります。
また行商の人や運搬の人が次々と乗ってきます。お菓子、水、うずら卵、各種果物、日曜品全般。お昼時だったこともあり弁当売りも。10種類以上のトッピングが付く汁なし麺類でした。
さらにマンゴーの大きな籠4個を運ぶ人、重い花の苗木を頭で運ぶ人。折り返し駅あたりで30人ほどが勢いよく乗ってきました。私の前が見えなくなるほどの大量の各種野菜。全員野菜農家の人らしい。今度は完成した茶箪笥5個、さすがに大きく皆が目をむいてたのが印象出来でした。
かくて通勤、通学、運搬、商売、観光、何でもあれのローカル色満点の列車でした。
“アジアの最後の秘境”と言われるミャンマーらしい体験ができます。日本が協力して速度アップのインフラ整備が計画されているので、今のうちにどうぞ。
写真は、投宿したシャングリラホテルの売店が購入した鉄製の僧侶像です。カメラが現地で壊れてしまったのでその他の写真はありません。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用目的:
- その他
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 安価で楽しい。
- 利便性:
- 5.0
- コロニアル風の建物がすばらしい中央駅。
クチコミ投稿日:2018/01/05
いいね!:2票
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