旧市街城壁外周の周回
- 5.0
- 旅行時期:2016/05(約10年前)
-
-
by jujusmdさん(男性)
エルサレム クチコミ:2件
エルサレムの城壁外周周回 後悔するより実行有るのみ。
第一日目ベングリオン空港よりシェルートで1時間半位。ホテル着は日をまたいで到着。二日目しっかり朝食を取り計画の外壁を一周する。徒歩10分程のヘロデ門。時計回りになるべく城壁よりの道路を通る。貸自転車でも有ると嬉しい。前旅程のイスタンブールを歩き回ったので足の損傷が激しい。現在の城壁は15世紀オスマン帝国スレイマン大帝が改修した。30分位で聖ステパノン門またはライオンズゲートと言われライオンの浮彫が有る。この門よりヴィア・ドロローサの第一ステージが近いので多数の国籍の人を見ることが出来る。多分一日中居ると5大陸の人達を見ることが出る。先への壁沿いの道は今までと雰囲気が違う。アラブ人のみの通行人でゲートらしきものがある。地図を見ると東方向に見たいカ所が有るので壁から離れ道路を下る。ゆっくり歩いて15分。マリアの墓の教会。中庭から階段を4・5段上がると門番が居ます。ドアを入ると下りの階段。頭上にはランプが有りますが暗いです。門番はアラブ人でしょうか。下りきると煌びやかな祭壇が有ります。階段の途中にも祭壇が有ります。此処より5分でゲッセマネの園です。1972年頃の映画「ジザーズクライストスーパースター」の音楽が聞こえてきます。歴史を知らないとオリーブの木が有る庭です。イエスが捕まり連行されます。この辺から黄金門と岩のドームが見渡せます。見渡せるのは15世紀以降の旧市街でイエス時代のエルサレムはまだ小さかったでしょう。庭を抜けたら新しい万国民の教会。中では沢山の信者がお祈りしています。この教会の上方にマグダラのマリア教会が有りますが迂回するためパス。この教会より少し歩き右下へ下る階段へ進むとケテロンの谷です。アブロサムの塔、司祭ヘジルの墓、セカリヤの墓ガ有りこの辺のみを切り取ると当時そのままの様です。一帯には住居等は有りません。更に下ると右方向直角に上り階段を上り道なりに進むと車道に出ます。城壁はかなり高いです。少し戻ると城壁際の歩道が有ります。聖ステパノン門方向に戻る様に歩き黄金門側まで来ました。歩道と城壁の間はアラブ人の墓です。黄金門への小道すら有りません。ここまで来たら絶対見たい触りたいと思い墓の中へ。墓を踏まない様に墓と墓の境を注意して進んでると鋭い声が届きました。思って無かった事で混乱したが若い男性で銃は持って無かった。とっさにV字の指で自分の目を指し墓の境を指し胸に手を当てる事を三度繰り返したら理解してくれた。荒れ果てた石室が有り黄金門直下へたどり着いた。救世主が現れるまで閉ざされた門。この門はイスラム、キリスト、ユダヤ教をも超越した存在の門。直下で見上げる感動。墓を超え歩道を時計回りに進む。先ほどの城壁の角。この地が一番低いのか城壁が高い。その下部の巨大な組石が私を招く。小さな藪が有るが近づき石肌を触る。500年の手触り痛い足の事も吹き飛ぶ。イスラム、西欧は石の文化を感じる。この石は500年以上の歴史が有るのではと思えてくる。此処から道は大きく離れる。所がこの離れた空間に古い街跡の遺跡がある。案内書には記入無し。見学出来るような施設だが閉鎖中。アル・アクサー寺院直下より直角に飛び出した城壁と出会う。道路と並走した城壁に糞門が見えてくる。字の通り汚物を運び出した門。門を入って大きな広場がある。広場が有るのはあとヤッフォ門だけ。城壁内を車が通行出来そうなのは糞門、ヤッフォ門間が出来そうだが歩いてみると制限されてる様で門付近以外では見ない。糞門の先に案内書に記載がない門(開口)が有ります。入ると考古学博物館が有りました。次にシオン門は城壁内部で直角に曲がってました。シオン門から城壁に接した歩道を行と直角に北方向に城壁が向かいます。あの巨石からここまでが南向きの城壁です。ヤッフォ門までは道と城壁の間が芝で綺麗に手入れされてます。眺めが良い場所で靴を脱いで大休憩。30年来の愛着有る革の編上げ靴に腫れた足を突っ込みヤッフォ門に向かいます。道を歩かず芝の上を進みました。ヤッフォ門は人が多く居ました。城門内で水を買いました。高い水代でした。ここらで本当は止めたかった。南西方向の城壁を進む。この辺りは何本かの車道が有りうるさい。坂を上がると新門。此処も車が侵入できる。一番平凡な門場内も見どころ無し。北東方向城壁から少し飛び出した新門側を路面電車が通る。ダマスカス門までは手入れされた遊歩道と芝が続く。門の中では一番賑やかで事件が発生した時必ず出るダマスカス門。城壁門の外は段差が有る広場が有り露店、チラシを配る少年観光客一般人軍人警官と暗くなるまで絶えません。少年から貰うとスーパーのチラシ。門内はエルサレムのメインストリート?で旧市街中心部まで商店が続きとても賑やかで楽しい通り。この門が一番見ごたえあります。最後の豆が出来た足を騙しながら歩きます。途中ヤデキアの洞窟へは足が拒否。ヘロデ門は外側に数軒の露店。門内は短い商店街が有り生活用品食糧果物水が簡単に手に入ります。ヘロデ門から旧市街を抜けて聖ステパノン門まで迷うことなく行けます。ヴィア・ドロローサの第一ステージ(これが良く判らないのです。ガイド居ないので。)も聖ステパノン門への途中に有ります。城壁は一辺が1Km程でしょうか。途中少し外れましたが6時間弱位で一周しました。初日に方向感覚が出来ましたので明日から迷路の旧市街探索が楽しみです。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 1.0
- 移動手段は脚。時間は体力しだい。自己責任
- コストパフォーマンス:
- 1.0
- エルサレム創生期と同様人間の速度。費用は体力維持の補給品代。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 同好の志は居そうに有りませんでした。
- 展示内容:
- 5.0
- 興味ある個所は触れる事も出来ます。禁止箇所は有りませんでした。
クチコミ投稿日:2017/12/09
いいね!:2票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する