サファヴィー朝由来のアルメニア移民エリア
- 4.5
- 旅行時期:2017/01(約9年前)
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by ぱんスキュさん(女性)
イスファハン クチコミ:18件
イスファハーンという都市の現在の形を作ったサファヴィー朝。16世紀に繁栄を誇ったこのペルシア王朝は、積極的に各部族・国家間の交易や移民を推進しており、それが繁栄の基となりました。
イスファハーン中心部、ザーヤンデ川南部に位置するこのジョルファ地区は、サファヴィー朝のアッバース1世の時代に同名のエリアに住んできたアルメニア人移民を受け入れたため、この名で呼ばれています。
今でもアルメニア教会が点在し、アルメニア人が住んでいるエリアです。もっともホメイニ氏治世の厳格なイスラム主義時代に、多くのアルメニア人たちは国外脱出し、現地アルメニア人によればかつては10万人住んでいたのが2~3万に減ってしまったそうです。
オシャレなカフェの看板にアルメニア語の表記があったり、アルメニアンスーパーがあったりと、散策すると面白いエリアです。
中心部からは少し離れていますが、頑張れば歩ける距離。徒歩の場合はザーヤンデ川にかかる橋を見学しながら向かうのがオススメです。
また公共交通機関だと、イマーム広場の西の大通りから南方面に走る路線バスに乗っていくと良いと思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 景観:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2017/11/30
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